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歴史まちづくりセミナーを開催してみて分かったこと

2月はイベントや趣味やらでバタバタと過ぎてしまい、記憶もなくなってきているので、記録としてnoteに書いておこうと思います。

2月10日(土)に、歴史まちづくりセミナー「大多喜町の歴史まちづくり」を考えるというイベントを開催しました。
(冒頭の写真は、緊張しながら司会進行している場面)

このイベントを開催した経緯 ↓
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①歴史的建造物保存・活用の観点から、大多喜の城下町のこれまでの経緯を知りたいと思った。

②そんな話しを知り合いの方にしたら、房総の小江戸大多喜をつくる会の皆さんを紹介してくれた。

③小江戸の会さんと何回か情報交換をする中で、セミナーをやりたいので、講師をやってもらえないかと頼まれた。

④流石にまだ講師は無理だと思い、いつもお世話になっている専門家の先生を紹介した。

⑤セミナーのプログラムを組み立てたり、チラシやアンケートを作成したり、役場の方と打合せしたりを出来る人がいないとの事で、なんとか仕事の合間に行った。

⑥講師の先生との調整や登壇者との打合せを行い、気が付けば、企画から運営に至るまで全部メインで動いていた。

⑦セミナーの司会進行を頼まれ、「ここまできたら、満足度の高いセミナーにしよう!」と前向きに引き受けた。もう勢いだ。
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セミナー当日は、定員50名としていましたが、町民のみなさんの広報活動の成果で80名以上が参加してくれました。参加者の年齢層は、70~80代が半数を占めていたように感じます。

専門家の基調講演の様子
参加者の皆さんも真剣な様子

セミナーには、大多喜高等学校の生徒さん達も参加してくれて「若い世代にも目を向けて欲しい」という素直で活発な意見を出してくれたのは、とても良かったです。若い世代が声を上げられる機会をつくることの重要性も感じました。

これまで大多喜の城下町では、歴史的まちなみや歴史的建造物の専門家を入れた検証等は行なわれず、「江戸時代の町並みはこうだったのだろう」という想定でまちなみ整備をしてきたのだそうです。

今回のセミナーをきっかけに、これまでの経緯が共有され、専門家の先生の率直な感想も聞くことができたことは、これからの歴史まちづくりに何かしらインパクトをもたらした様に感じます。

しかし、同時に、何かを今しなければ…との危機感も感じました。
そしてセミナー開催に至るまで、実際に準備に関わる若い世代が居なかったことの苦労も身にしみて感じました。

今後は、必要な様々な施策・政策の中で、歴史まちづくり計画策定は勿論のこと、それと同時に若い世代の人材育成は欠かせないでしょう。

いろいろな意味で、とても学びの多かったセミナー開催でした。


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