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責任という概念を持たない大人

嫌いな人もまともな部分、長所があるので
9割は「ありがとう」と思い、自分に活かす
感謝に、人の好き嫌いは介在させていない

しかし
どうしても感謝できずに嫌いなままの人達がいて
その人達から学んだ出来事

今から約10年前だったと記憶している
サンリオのキャラクター『シナモンロール』が
酷いイジメに遭っているのが報道された

Twitterにて、シナモンロールの悪口が盛んで
サンリオ公式へのリプライへは、悪口
シナモンロールに親が殺されたかという程だった

サンリオ公式がそのような人をブロックすると
「冗談が通じない」
悪いのはシナモンロールとばかりに叩く

見苦しい正当化は
悪の権化が集まるなど揶揄された
「2ちゃんねる」民や「ガールズちゃんねる」民が
反応し
キャラクターを叩く輩へ批判が展開された

シナモンロールを叩く人のツイートは
学校生活や家庭が円満で
Instagramのように華やかなものまであり

そして、サンリオ公式からブロックされた人達が
被害者ぶったツイートをしており
「架空の人物は傷つかない」など
企業や“中の人”への想像がなされていなかった

わたしがこの出来事で学んだのは
「被害者ぶるヤツを一度は疑え」

架空の生き物、シナモンロールだからいい
ではなく
攻撃をしながら、被害者意識が強い人は
どういう訳か
加害の種を蒔いているパターンが見受けられる

被害者意識が強い人は
親にテレビを観せて貰えないと、親が悪いと捉え
友達が残業で飲み会に行けないと
自分が遊びたいのに、友達の都合は考えず
友達が悪いと言い出す

『自分はいつも他者から与えられる存在』

シナモンロールへも同じで
当時の罵詈雑言は、シナモンロールに無関係

被害者意識が強い人は日頃の思考が
与えられることは当たり前で
『与えてもらえない = 被害を受けている』

楽しそうなシナモンロールから被害を受けている

自分がシナモンロールへ悪いことをしても
そうさせたシナモンロールが悪いと考え
ブロックした、サンリオ公式が悪とすり替える

「悪ノリした自分がおかしかった」などなく
責任という概念を持たずに
いつもビクビクしながら「自分は悪くない」と
大人の社会へいる子どものままの人達

こんな人達にはなりたくない

明るく元気なキャラクターが悲しむツイートは
見ていて、こちらも心に痛みを覚え
シナモンロールを叩く人を擁護する人にも
軽蔑の眼差しでリツイートを読んでいた

一部の「大人子ども」のために
周囲の気持ちは荒んでいくのだ

いじめられて泣くシナモンロール

https://x.com/cinnamon_sanrio/status/1702200532012802534?s=46&t=NjUBcurXrw7YmGQYRgbr0g
https://x.com/cinnamon_sanrio/status/1702200532012802534?s=46&t=NjUBcurXrw7YmGQYRgbr0g
https://www.sanrio.co.jp/characters/cinnamon/

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#嫌いな人から学んだこと
#山根あきらさん