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【体質別】メイクくずれを防ぐ養生

気温も上がり、汗ばむ季節となりました。
汗をかくとお化粧のくずれが気になります。

汗や皮脂に強いと謳われる化粧下地やファンデーションもたくさんありますが、やはり土台となる体そのものが改善されないと、なかなか効果も発揮されません。

今回は、メイクくずれをしやすい体質別の養生をお伝えします。


ずばり、

メイクくずれは体の中の熱の滞りが原因


通常、体内の余分な熱は外へ発散されます。
しかし、食事の偏りや生活習慣から体内の巡りが悪くなると、熱が一カ所にたまり外へ出られなくなります。

熱は上へ上がる性質から、たまった熱は顔に集中。
顔が赤くなる。脂がとける。汗をかくなどなどメイクくずれの原因となるのです。

気温が高くなる夏は、体の外からも熱が加わるので
内から外からの熱でメイクドロドロ事件?へ発展。

体に熱を生む原因

①食べすぎ、飲みすぎ

脂濃いものや甘いものなど熱を生む食べ物の摂りすぎ。

顔が赤い、汗かき、口のかわき、目の充血、鼻や喉の炎症がおきやすい。

揚げ物の脂やカレーなどの辛いものは体に熱を生みます。
ビールやアイスクリームは冷たいですが、アルコールや乳脂肪が熱を生みます。

メイクくずれが気になる人は摂りすぎ注意です。

緑茶、白菜、大根、レンコンなど体の熱をさますものと一緒に摂るとよいでしょう。

②ストレス、自律神経の乱れ

ストレスが長く続くと気血の巡りが悪くなります。

緊張すると顔が赤くなる。
ニキビや吹き出物、シミもできやすい。イライラして怒りっぽい。便通悪い、お腹が張る。

睡眠のリズムを整えると自律神経が整い落ち着きます。

体の熱をとる青い葉野菜。柑橘類、パクチー、セロリ、ジャスミン茶がおすすめ。

③更年期の症状

のぼせや首から上の発汗により、顔が赤く、毛穴が粗い、寝汗や便秘。

無理しすぎない、疲れすぎない。がんばらない生活をめざしましょう。
黒豆、黒ごま、黒きくらげ、黒食材で「腎」を養います。

④心配ごとや焦燥感を多く感じる

血の不足、滞りから五臓の「心」に負担がかかります。
心拍数が上がるのでそわそわした落ち着かない気分になり熱を生みます。

焦燥感、不安感が強い。顔が赤い、毛穴が粗い、口の渇き、寝汗、便秘。

トマトや牛肉(赤身)赤い食材で血をつくり心を落ち着けます。

音楽を聴いてリラックスしたり、深呼吸したり、お昼寝してみたり、慌てないでゆっくり動いて過ごしましょう。

終わりに

化粧品だけではなく、食事や生活習慣も見直してケアするのがおすすめです。

また、体に熱をこもらせると熱中症にもなりやすいので熱をためないよう気をつけたいですね。


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肌がたるんでいると毛穴も縦に伸びて広がり、皮脂や汗の流れる量も多くなります。

毛穴引き締めのパックなどもいろいろありますが、効果がないと感じる人は食事を見直してみましょう。

今食べた物が数ヶ月後の自分の肌をつくります。
胃腸をいたわり、健康&美肌をめざしましょう。


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