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エジンバラからロンドンの旅(おまけ)〜雑感いろいろ

(承前)

東京にいると、インバウンド観光客の増加を肌身で感じますが、エジンバラ・ロンドンも相当な数の観光客がいました。イースター休暇明けではありましたが、まだ学校は春休みだったせいもあるのでしょう。国内からの旅行客も多くいたでしょうが、海外からイギリスに短期的に訪れた人は2023年で4千万人程度のようです。同年の訪日外国人旅行者数は2500万人程度とされています。

週末だったせいもあり、エジンバラ城は当日券では入場できなかったようです。私の訪れたロンドンのウエストミンスター寺院は、事前にチケットを購入して入場しましたが、結構な混雑でした。一方で、日本は年度始めということもあり、日本人の姿はあまり見かけませんでした。

初めて、キャッシュを全く使わずに旅行を終えました。地下鉄・バスはタッチレスのクレジットカードで乗ることができます。かつては現金払いを要求されるタクシーもありましたが、今回はゼロでした。私はSMBC信託銀行(旧シティバンク)のGLOBAL PASS(Visaデビット)をメインに使いました。あらかじめポンド口座に入金しておけば、そこから即時引落としされるので安心です。

Uberも相当活用しましたが、特に問題はなかったです。タクシーよりは割安、タクシーがつかまりづらい場所・時間帯においては便利です。車種も様々で、これも楽しめます。ジャガーの凄いSUVが来たこともありました。

エジンバラで乗ったUberの運転手はインドの人でしたが、夫婦でいつか日本に行こうと相談していると話していました。「その時は、是非相撲に行きたい。“サンクチュアリ“というNetflixのドラマを観たんだけど、メチャ面白かった」と。相撲のグローバル化にドラマが役立っています。

そのエジンバラで宿泊したのは、The Virgin Hotels Edinburgh。チェックアウトして、街歩きに出かけたのですが、妻が「イアフォンを枕元に置き忘れたかも」と言い出しました。ホテルに電話して、確認をお願いしました。その後、ホテルに戻ってみると、「ありましたよ」と。イギリスのサービスについて不満を言うことが多かった私ですが、大いに反省しました。

セルフリッジというデパートの食材コーナーには、日本食材もいくつか並んでいましたが、異常に高価な醤油がありました。38年物の熟成醤油が225.99ポンド、45000円!! 売り場脇のイートイン・コーナーにはオイスター・バーと並んで「TONKOTSU」という名のラーメン屋が出店していました。

もう一つのデパート、ハロッズの中にあったノートブックの「MOLESKINE」の店。“ちびまる子ちゃん“デザインのものが、前面に押し出されていました。帰国後調べると、今年のアジアコレクションとして、日本でも販売されているようです。店員の方に聞くと、特に中東で“ちびまる子ちゃん“は人気だと言ってました。中東と“ちびまる子“、ちょっとピンときませんが、日本のアニメも一種のソフトパワーです。

メリルボーンに「Daunt Books」という素敵な書店があります。英語圏以外の作品も多く並んでいますが、日本関連のコーナーでは村上春樹はもちろんのこと、多くの作家(横溝正史の「八つ墓村」!)の本が並んでいます。平積みには、松本清張・高木彬光が置かれていました。ミステリーの国だけあります。

なお、帰りのフライトはトルコから中国を抜けるルートでした。機内アナウンスで、「Wifiサービスは、トルコと中国の上空では使用できません」と。ふーん

歳のせいか、帰国後は時差ボケでしょっちゅう眠くなります。妻曰く、「それはいつもの通り」


以上、エジンバラからロンドンの旅でした


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