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著…斎藤庸裕『大谷翔平語録』

 著者が2018年から大谷翔平選手に行ってきた取材記録をまとめた本。

 いくつもの言葉にハッとさせられて、読む度に身を引き締められます。

 カラー写真も沢山載っているので、眺めているだけでも楽しい一冊。

 倦まず弛まず。

 自分の軸をしっかり持ちながらも、柔軟に変化を加えていく…。

 大谷選手のどの言葉にも「野球が好き」という素直な気持ちが溢れています。

 野球少年がそのまま大人になった感じで素敵。

 わたしはこの本を読んで、ますます大谷選手のファンになりました。

 特に好きなのは、

 「こうなりたいなと思った目標に対して、やっぱり諦めきれない気持ちがそうさせてくれるのかなと。日々の練習もそうですけど、やっぱり目標がそういう気持ちにさせてくれる」

(著…斎藤庸裕『大谷翔平語録』P71から引用)

 という言葉。

 誰もが、憧れを抱き、目標を定め、日々努力しようとした経験があると思います。

 しかし、続かないことってありますよね?

 続く人と続かない人の違いって何なのでしょう?

 その疑問に、大谷選手のこの言葉が一つの答えを示してくれたように思います。



 〈こういう方におすすめ〉
 目標に向かって努力している方。
 諦めかけた夢に挑戦したい方。

 〈読書所要時間の目安〉
 3時間半〜4時間くらい。

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