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著…仲栄美子『結婚していない。けど、いつか子どもが欲しい人が今できること』

 タイトルを目にした時、「これはまさにわたしのような人向けの本だ」とドキッとしたので読んでみました。

 まず、妊娠・出産のタイムリミットという厳しい現実が書かれている本です。


 ●卵巣や卵子は老化する
 ●35歳頃に残っている卵子の数は1〜2%
 ●卵巣が年齢以上に若返ることはない

 といったショッキングなことが書かれているのですが、

 (中略)「いつでも産める体」に整えることは、「婦人科系のトラブルを解消し、健康な体になる」ということでもあるので、月経痛なども軽減し、日々、健康で快適に過ごすことができるようになります。そしてもちろん、美容によいことは言うまでもありません。

(著…仲栄美子『結婚していない。けど、いつか子どもが欲しい人が今できること』P7から引用)


 とポジティブなことも書かれているところや、妊娠確率を下げてしまう病気のことや、生活習慣をどう見直せば良いか具体的に書かれているところも好きです。

 もし、「実際に妊娠を希望するか・しないか」が今の時点では分からなくとも、体の異変を見逃さず、適切な治療を受けて、出来るだけ体を健康にしておくことって大切ですものね。

 わたしはこの本を読んだことをきっかけに、毎日なるべく気持ち良く過ごすためにも、何も自覚症状がないうちからでも産婦人科に相談出来る関係を作っておく必要があるのだと気づかされたので、まずは婦人科検診の予約を入れてみました。



 〈こういう方におすすめ〉
 「結婚していない。けど、いつか子どもが欲しい」と思っている方。
 子どもを望むかどうか、今はまだはっきりしていない方。

 〈読書所要時間の目安〉
 一時間半くらい。

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