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著…飯沼義弥 監修…渋谷申博『日本のお寺・神社 絶壁建築めぐり』

 大きな岩がゴロゴロ横たわる土地。

 ご本尊が鍾乳洞の中にあるという秘境感。

 これは、そんな目を疑うような場所にある日本全国のお寺や神社を紹介している本です。

 険しい場所にもかかわらず、ここにお参りに来る人たちも凄いですし、そもそもここにお寺や神社を建てようと思った人たちが凄いな…と圧倒されます。

 一体どうやって建てたのでしょう?

 相当大変だったでしょうに…。

 先人たちの創意工夫や根性を尊敬します。

 もしかしたら、日常を離れて厳かな気持ちに浸るためには、人里離れた土地が理想的だったのかもしれませんね。

 どれも、宙に浮いているんじゃないかと見紛う建築物ばかり。

 重力がバグっているのかな? と思うくらい。

 また、単行本版P72〜73掲載の「悪魔の口」は奇妙で、近づいたら吸い込まれてしまいそうな禍々しさがあります。

 もしヴォルデモートが口を開けた瞬間に石化したらこんな感じかも?


 〈こういう方におすすめ〉
 秘境にあるお寺や神社が好きな方。

 〈読書所要時間の目安〉
 1時間〜1時間半くらい。

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