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私の作品紹介

今日は、noteの企画に乗っかって、私の作品紹介をしてみようと思います。

「作品」と言っても、アート作品とかではなくて、論文とスライド資料です。

◇◇◇

みなさん、「researchmap」(リサーチマップ)ってご存じですか?
日本全国の研究者の業績が登録されている、「データベース型研究者総覧」です。

大学の先生になると、事務の方で勝手に登録してくれたりするらしいのですが、条件に合えば自分で登録することもできます。

私は運よく、日蓮宗現代宗教研究所という研究所に所属していたので、ゆるやかな意味で「研究者」と見なされ、登録することができました。ありがたいです。

「researchmap」の良い所は、業績や学歴・職歴を登録できて履歴書がわりになる、というのはもちろんのこと、「自分の論文のデータをアップロードしておけば気軽にダウンロードして読んでもらえる」というところが一番大きいんじゃないかな、と思っています。

たとえば、私の「researchmap」のページには、私が書いた論文(雑誌などに掲載されたもの)や、研究発表のときに使ったスライドのデータを載せています。

緑の矢印で指している数字はダウンロード数です
ワンクリックで簡単にダウンロードできます

たまにチェックしたときに、このダウンロード数が増えていると嬉しくなってしまいます。「いいね」とか「スキ」と似てますね。

以前noteで【研究報告】と【質疑応答記録】を書いた、「女性のトークン化について」という発表のスライド資料もアップロードしてあります。

今回は、私の「researchmap」ページのなかでも特に多くダウンロードされているもの3つを紹介したいと思います。



①「現代社会における仏教的ナラティブの現状と展望」

こちらは、スライド資料のなかでは一番古いんですけど、なぜかダウンロード数が一番多くて、論文データの方もそこそこダウンロードされています。「仏教的ナラティブ」という言葉が興味を惹いたのでしょうか。何にせよ、読んでもらえるのはありがたいです。

僧侶が語る言葉(仏教的ナラティブ)が古くなってしまって、社会の人々に共感してもらえなくなっているのではないか?というようなことを考えて書きました。

論文データはこちら、スライド資料データ(全36ページ)はこちらです。

スライド資料の表紙
目次
内容①
内容②


②「私にとって〈私たちのパーパス〉とは何か」

こちらは、おそらくビジネス分野で「パーパス」という言葉が注目されているので、その流れでダウンロード数が多いのかなあ、と思います。内容は、自分は僧侶としてどうあるべきか、これからの僧侶とお寺と社会のかかわり方はどうなっていくか、ということについて考えたものです。

論文データはこちら、スライド資料データ(全79ページ)はこちらです。

スライド資料の表紙
目次
内容①
内容②


③「鬼子母神の語られなかった物語」

こちらは、義浄ぎじょう訳『根本説一切有部こんぽんせついっさいうぶ毘奈耶雑事びなやぞうじ』で説かれている鬼子母神きしもじんの物語について考察したものです。

この経典には、現在世間一般で語られている鬼子母神の物語にはほとんど含まれていない、「鬼子母神の前生譚ぜんしょうたん」(鬼子母神の前世の話)や、鬼子母神がお釈迦さまに帰依したあとの「後日談」などが含まれています。

鬼子母神さまに興味のある人が見つけてダウンロードしてくれているのかな、そうだったら嬉しいな、と思っております。

論文データはこちら、スライド資料データ(全72ページ)はこちらです。

スライド資料の表紙
目次
内容①
内容②

◇◇◇

以上、私の作品紹介ということで、私の「researchmap」ページでダウンロード数の多かった研究について紹介させていただきました。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また。




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