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首のシワも顔のたるみもすべてエストロゲンのせい

60歳になり、顔とか髪の毛とか手足とかにいろいろな変化が起き、目に見えるようになった。健康診断の結果でも「うへえ」と思うことが多くなり、しみじみと女性の身体の不思議について考えたりする。また母なる自然の意地の悪さについても考える。なぜなら女性の体は閉経とともに急激に衰えるようになっていて、ほぼコントロールが効かないからだ。原因はエストロゲンの減少にある。肌がたるむのもシワが増えるのもLDLコレステロール値が上がるのも、全てエストロゲンの減少のせいなのだった。

エストロゲンは卵巣から分泌されているホルモンで、女性ホルモンとも呼ばれる。月経が始まり女性としてもっとも美しく元気でいられる時期(つまり繁殖に適している時期)はエストロゲンが大量に分泌されているが、30代に入ると分泌量はじょじょに減ってくる。お肌の曲がり角とか言われるのにはちゃんと理由があるのだ。

エストロゲンの減少は卵巣機能の低下にともなって起きるため、つまりは老化ということなのだが、40代くらいまではまだ大丈夫、そこそこ分泌されている。しかし閉経と同時にエストロゲン量はガックシ減り、女性の身体は混乱をきたし、さまざまな障害が起きる。このメジャーな現象は更年期障害と呼ばれる。

更年期障害は嵐のように女性を襲い、メタメタに翻弄されてしまう人もいるらしいが、わたしはそんなにひどくなかった、というより、更年期における他の不具合(貧血とかめまいとか発熱とか)のせいで気づかなかった。そのせいか、自分の身体が変わったことに気づいたのが遅くなった。まず、健康診断の数値がビックリするほど悪くなり、骨粗鬆症予備軍になっていた。ふと手を見ると、小さなシミができていて、ある日首に縦じわが入った。わたしの身体はきちんとメンテナンスしないと現状を維持できなくなっていた。

エストロゲンがHDLコレステロールの生成を助け、LDLコレステロールの増加を抑えてくれるとか、破骨細胞と骨芽細胞のバランスを取ってくれるとか、コラーゲンの生成もしてくれるとか、普通に暮らしていればとくに問題は起きないような調整をしているとわかったのは閉経後だ。更年期障害に翻弄され、ようやく一息ついたら身体のあちこちが悪くなっているとはどういうことだ。母なる自然よ、あなた繁殖できない女性に対して「自力でがんばれー」ってな態度でいいんですか? と言いたい。そんなんアリ? アリなんですかあ!! 

そもそも50年くらい生きたら死んでたヒトという生物が80まで生きるようになったのはここ100年くらいのことで、ヒトの代謝やら機能やらが全然追いついていないのだからしょうがない。とは言え、生きていくにはメンテナンスも生活習慣の改善も必要だ。で、なんとなくChatGPTにアドバイスしてもらいました。以下ChatGPTのお言葉。

加齢や更年期に起こるコラーゲンやエストロゲンの減少を抑えるには、コラーゲンの生成やホルモンバランスをサポートする栄養素を豊富に含む、健康的でバランスのとれた食生活を送ることが推奨されます。

1.コラーゲンはタンパク質の一種なので、その生成をサポートするために、食事で十分な量のタンパク質を摂取することが重要です。赤身の肉、鶏肉、魚、卵、乳製品、豆類、ナッツ類、種子類などが良いタンパク質源です。

2.ビタミンCはコラーゲンの合成に不可欠であるため、この栄養素を多く含む食品を摂取することが重要です。ビタミンCは、柑橘類、ベリー類、キウイ、トマト、ブロッコリー、パプリカ、葉物野菜などに多く含まれています。

3.オメガ3脂肪酸は784・1、肌の老化につながる体内の炎症を抑える働きがあります。オメガ3脂肪酸は、脂肪分の多い魚(サーモンやマグロなど)、亜麻仁、チアシード、クルミなどに多く含まれています。

4.植物性エストロゲンは、体内でエストロゲンの作用を模倣することができる植物化合物です。植物性エストロゲンには、大豆製品、豆類、全粒穀物、亜麻仁などが含まれます。

ちなみに外部からのコラーゲンの補充はコラーゲン分子が皮膚を通り抜けられないのでムダ。とPerplexity.aiが言ってました。コラーゲンやヒアルロン酸はお肌を覆うことで保湿してくれるってだけのようです。

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