ほのか | 留学を夢見る大学生

ヨーロッパへの留学を夢見る、マルチリンガルの大学生。美味しい食べ物を食べるために生きて…

ほのか | 留学を夢見る大学生

ヨーロッパへの留学を夢見る、マルチリンガルの大学生。美味しい食べ物を食べるために生きている。居酒屋とお酒が大好き。暇さえあれば本を読む。4か国に留学経験。スーツケースひとつで海外移住したい。ミニマリスト。カトリック。Twitter/Instagram: @hono_ryugaku

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翻訳者になりたいと思ったら、まずするべきこと

翻訳者になりたいと思っているあなたに この記事の結論は、「なりたいと思っているなら、案外簡単にはじめられるから、恐れずやってみて」というものだ。 翻訳者と作家の共通性 翻訳者になることは、作家になることとすごく似ている。 「翻訳者」を名乗るためのハードルは、ものすごく低い。なぜなら、オンラインで完結する単発の仕事は結構あるからだ。作家になろうと思ってもそれは同じだ。「小説家になろう」などのサイトが世の中にはたくさんあるから、作家になる、つまりなにかを書いてそれを公開す

    • 英語がうまくなりたければ、イタリア語をやったほうがいいという提案

      英語がうまくなりたければ、イタリア語をやったほうがいい。 これが私の持論だ。 英語力を上げるために、英語だけやっていると、意外とすぐ限界が来て厳しくなる。 英語という眼鏡だけで世界を見ていると、そこから得られる刺激は限られてくる。そして、英語力を上げるには、とくにリーディングで知らない言葉を推測しながら読む力をつけるには、語源の知識が必要になる。 これは、受験勉強などの短い時間かつある程度型が決まっている勉強では向かないだろう。ただ、海外留学などの場合に、中長期的かつ

      • 濃厚なラッシーの作り方

        近所のインド料理屋さんの美味しいラッシー 近所に、学生に優しい値段のインド料理屋さんがある。 1000円あればお腹いっぱいになる、良心的な価格設定のお店だ。 あそこで飲むラッシーはとっても美味しい。ラッシーも200円とかなり良心的な値段だ。 だから、あそこはいつも学生でいっぱいで、先輩や後輩や同級生を連れて、よく食べに行く。 料理が苦手なひとでも、ラッシーはつくれる あのラッシーが、家で飲めたらなあ…。 ただ、私は料理ができない。致命的なほどにできない。 一番

        • 「いつも笑顔で」という呪縛にこころをなくしてしまわないで。

          近所の建築現場の看板私の家の近くに、大きな建築現場がある。 そこでは、比較的貧乏で比較的進学の機会に恵まれなかった低学歴の若者たちが、重いものを運んだり重機を使ったり炎天下や極寒の日も壁を塗装したりと、なかなか厳しい籠城条件で働いている。そして私達はそれを冷房や暖房の効いた部屋から「たいへんそうだなあ」と見ているだけだ。 ここでの「低学歴」とは、高卒や中卒や専門学校卒といった学位の話であって、「○○高校/大学のレベルが低い」という話ではない。彼らが低学歴になったのは、社会

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        • イタリア・日本・世界からの簡単に作れるレシピ集
          3本
        • Quoraに投稿した私の回答
          8本
        • チェコ留学準備記録
          3本
        • 新刊情報 | Amazonで買える私の本について
          1本
        • イタリアの震災の「いま」を知ろう
          1本
        • 食事と旅の記録 (SNS投稿済)
          10本

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          「アルジャーノンに花束を」を読んで

          とにかくすごい本だった。 精神遅滞(この言い方は差別的なのはわかっているが、本文がこう言っているのでこの最初のときだけはそれに準じようと思う)の青年が賢くなり、そして見えてくる世界の汚さを丁寧に書いている。 ダウン症のひとたちは、見ている世界があまりにも幼すぎて、なにも知らないからこそ、愚かで不幸だ。そんな見方をしている差別的なひとたちがきっといるだろう。バカみたいに単純な世界で生きていて、その世界はあまりにも幼く未熟だと。ただ、調査が示しているように、彼らは幸福なのだ。

          「アルジャーノンに花束を」を読んで

          海外移住するための3つの方法

          「海外移住したい」と思ったらまず考えること世の中には、2通りの海外移住したひとがたどったパターンがある。 ひとつは、たとえば「方言学を学びたい。方言が豊かで、面白そうなのはカタルーニャ語だから、カタルーニャ地方に留学して学びたい」と、目的から入る場合だ。 私が、イタリアの震災の影響で被災したひとたちを支援したいと思って、被災者を中長期的に支援するために必要になることはこころの復興だと考えて、それを手助けできるのは心理学だから、その心理学を学ぶなら災害を経験している(200

          海外移住するための3つの方法

          幸せになるための自己投資を諦めないで。

          幸せになりたいと悩んでいるのは、健康な証幸せになりたいと考えているひとはみんな不幸だ。目の前にある幸せに気づけないから。 たしかに、そんな意見もあるだろう。 ただ、幸せになりたいと思っているということは、幸せになりたくなんてないと思っているよりもずっと健康なことだ。 なぜなら、幸せになりたくないという自己欺瞞に満ちていて、しかも自己肯定感も低いような状態だと、幸せになることにブレーキを踏んでいて、そっちに行ってはいけない、ある程度不幸でいなさいと自分に強いているというこ

          幸せになるための自己投資を諦めないで。

          「英語ができなくても海外移住できますか?」正直、厳しいです。ただ良い方法があります。

          英語ができなくても、海外移住したいという声私は学校ですこし英語を勉強していただけですが、英語の成績がいつもよくなかったんです。英語ができないですが、海外移住したいと思っています。日本の現状に不安があるのと、広い世界を見たいと思っているからです。英語ができない私でも、海外移住できますか? この手の質問は、海外移住コミュニティによく質問される。 私からすれば、この質問にはいくつかの要素があって、それがどれも良い方向には動いていないように見える。 結論から言うと、語学力がない

          「英語ができなくても海外移住できますか?」正直、厳しいです。ただ良い方法があります。

          ストレスを溶かすための、お酒と美味しいもの

          ストレスは水溶性じゃないから、酒と油で溶かすと語ったひとがいる。 間違いない。 ストレスが水溶性なら、間違いなく毎日の水分補給でストレスが消えている。 ストレスを溶かし、解消するには、やはりお酒の力が必要になる。お酒は、ストレスや嫌なことを忘れさせてくれる。 ラザニアは喜びをもたらす。 カルボナーラは決して期待を裏切らない。 パンとヌテラとの組み合わせは、愛だ。 人にではなく、炭水化物に幸福を求めよう。

          ストレスを溶かすための、お酒と美味しいもの

          食事が美味しくない、楽しめないと思ったときに

          食事は本来、大概美味しいし大概楽しい。いつも食べ慣れていると余計にそれが好きだったりする。別に高いものじゃなくたって、素朴で飾らない味を追い求めることができる。別にからだに良いものじゃなくたって、ジャンクフード特有の美味しさがある。 食事が楽しくないなあ、と私が思うときは、大概ストレスフルな毎日に打ちのめされているサインだと思う。しんどい食事というのは、楽しめるはずの時間が栄養補給と、「なんか目の前に食べるべきものがあるから、仕方なく」と変わってしまうと、それはすごくさみし

          食事が美味しくない、楽しめないと思ったときに

          からだをあっためると、こころもあったまる

          からだをあっためることは案外簡単なことだけれども、こころをいたわることはなんて難しいのだろうと思う。 だったら、簡単なことからはじめればいい。からだの凝りをほぐして、それは次第に思考の凝りもほぐすことに繋がる。 思考の凝りは、意外としつこい。ただ、からだの凝りなら、理学療法士や柔道整復師のところに行けば案外簡単に治る。少なくとも、こころの凝りはより直しにくい。

          からだをあっためると、こころもあったまる

          「役に立たない言語」を勉強しないというひとがつくる社会が待ち受けているもの―ウクライナ語、スウェーデン語、アイルランド語を例に

          もし、明日、日本という国はそのまま残り、日本人という民族もそのまま残るものの、「日本語」という言語がなくなるとしたら、どうやって私達は暮していけば良いのか途方に暮れると思う。街中で日本語を話していると罰金や懲役刑があり、街中の看板もすべてなんらかの別の言語に書き換えられ、たとえば「いただきます」や「木漏れ日」、あるいは「よろしくお願いいたします」、「先輩」といった、日本語特有の表現を使うことができなくなったら、かなり生活に困るのではないだろうか。それを英語(あるいはあなたが得

          「役に立たない言語」を勉強しないというひとがつくる社会が待ち受けているもの―ウクライナ語、スウェーデン語、アイルランド語を例に

          【小説】おにいちゃんのおむらいす

          血液が白くなる病気。それが私が最初に抱いた印象だった。血液が赤いからひとは生きていける。それが白くなったら、貧血を起こしてめまいがして倒れてしまう。だから、点滴をつけて血液を赤くしなきゃいけないんだ。ママの血液は白くなってる。だから、肌も白くなってきている。血液を赤くしなきゃ。 だから、私はママに赤いものを食べるように言った。野菜ジュースを毎朝飲んで、夜にはボルシチを振る舞った。それくらいのことしかできない私は、まだ背が低い。ママの背に届くまでに、ママはいなくなっちゃうかも

          【小説】おにいちゃんのおむらいす

          洋書を読むのは、たとえ語学力があっても、頭に入ってこないからしんどい、という話

          私の家には、800冊程度の本がある。もう数えるのは辞めた、なんか管理する方法があればいいなあとは思うけど、買った本のタイトルはたとえ積読していても覚えているから、同じ本を間違えて2冊買った経験はまだない。家族が読んだ本のタイトルまで覚えているくらいだ。私の脳内に構築されているデータベースを頼っていて、まだそれがエラーを吐いたことはない。 その中に、合計50冊くらい、英語とイタリア語で書かれた本がある。日本語の本を翻訳したものだったり、初級者向けにその分野をわかりやすく書いた

          洋書を読むのは、たとえ語学力があっても、頭に入ってこないからしんどい、という話

          お酒はいつもこころの奥深くまで届く。

          お酒は、いつもからだのいちばん奥まで届いて、最高の気分にさせる。こころの奥深くまで届くそのぬくもりは、いつも私を支えてくれる。

          お酒はいつもこころの奥深くまで届く。

          日本ではなぜ賃上げが起きず、給料が上がらないのか。

          日本が値上げしにくい国となった最も大きな原因を、一つあげるとするとなんでしょうか? 慶応義塾大学の学長さんが、経営のために国立大学の授業料を上げて、私立大学と同等に(150万円/年)しようと言っているようですが、とくに貧しい学生から機会を奪うなと、とても批判を浴びていますね。 これに集結していると思います。 国公立大学を無料にして、私立大学を300万円/年にする。国公立大学に入れるだけのレベルと能力のある学生を優遇して、その他の「お遊び」の学生からは高額のお金を取る。学

          日本ではなぜ賃上げが起きず、給料が上がらないのか。