標高550メートル、岡山県高梁市の山間部に赤胴色の石州瓦と弁柄格子の家々が軒を連ねる「吹屋ふるさと村」がある。ここは江戸時代から明治時代にかけて銅山の町として栄え、江戸時代末期にはベンガラ(赤色顔料)の産地として知られていた。
ベンガラ色に塗られた建物は、現在は土産物店やカフェとなり、観光客を迎えている。赤い町並みを楽しみながら、復元された銅山の坑道やベンガラ工場などをめぐり往時の面影を感じてみては。リラックマもベンガラで染めた巾着と共に記念撮影♪
写真=荒井孝治
出典:ひととき2024年3月号
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