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“台湾の旅”がもっと楽しくなる4冊

4月3日の台湾地震で被害を受けられた方々に、心よりお見舞いを申し上げます。

このたび、台湾観光庁が台湾安全宣言という動画を公開し、台湾各地への観光を呼び掛けておりますので、きょうは台湾の旅が楽しくなる4冊をご紹介いたします。


─── No.1 ───

増補版  台北・歴史建築探訪

日本が遺した建築遺産を歩く 1895~1945
片倉佳史(文・写真)

台湾在住作家である片倉佳史氏が、台北市内に残る日本統治時代の建築物を20年ほどかけて取材・撮影してきた渾身作で、豊富なカラー写真と、歴史、文化、地理などの要素を盛り込んだ、詳細な紹介文が魅力です。
初版では台北を11のエリアにわけ、171件の歴史建築を紹介していますが、今回発刊する増補版では、約40件を新規追加。
日本人と台湾人がともに暮らした半世紀を振り返ることができ、さらには、また台湾を旅したくなるような豊富な情報が詰まった一冊です。


─── No.2 ───

台湾探見 Discover Taiwan

ちょっぴりディープに台湾フォルモサ体験
片倉真理(著)片倉 佳史(写真)

台湾在住歴20年の作家夫婦が取材体験をもとに、台湾各地の風土や祭典、歴史、日本とのかかわりなどを紹介した紀行エッセイ。秘境探索、田舎散策、歴史建築探訪、ご当地グルメ、島旅などのほか、愛文マンゴーの開発秘話や凍頂烏龍茶の茶畑訪問記など、いくつかのネタを厳選し、ちょっぴりディープな台湾を取り上げています。


─── No.3 ───

台湾 旅人地図帳

台湾在住作家が手がけた究極の散策ガイド
片倉佳史・片倉真理(著)

台湾といえば台北旅行が主ですが、最近では台北以外の大都市や地方都市の魅力にも注目が集まっています。本書では、台湾在住20年の作家夫婦、片倉佳史さんと片倉真理さんが、約80のエリアやスポットを丹念に取材し、詳細な地図とおすすめコメント、写真とともにオールカラーで紹介しています。


─── No.4 ───

旅する台湾・屏東へいとう

あなたが知らない人・食・文化に出会う場所
一青妙・山脇りこ・大洞敦史(著)

台湾リピーターの日本人にもまだあまり知られていない屏東。人、食、文化、様々な側面で「台湾らしさ」を感じられる場所でもあります。そんな屏東に魅せられた作家たちが語り尽くす貴重な旅エッセイ&ガイド。読めば必ず屏東を訪れたくなるはずです。


日本から台湾への観光がこれまでにも増して盛んになることを願いつつ、被災地におかれましては一刻も早い復興をお祈りいたします。

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