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「ひととき」の特集紹介

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旅の月刊誌「ひととき」の特集の一部をお読みいただけます。
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#和菓子

土井善晴さんが訪ねる京都 古都に花開いた和菓子文化

20代、大阪の日本料理店で働いていた頃から京都に通い、古都の文化や習慣に親しんでいた土井さん。和菓子が暮らしとともにあるそのわけを知りたいと――(ひととき2021年創刊20周年記念号「食の達人がゆく 歴史町、うまいもの探検」より一部抜粋してお届けします) 京暮らしのなかの和菓子  生まれ育った大阪で日本料理を修業していた20代、京都にはよく一人で来たのです。今改めて、地図を見ると四条河原町(しじょうかわらまち)あたりから、半径1.5キロほどの中をぐるぐると歩いていたんですね

千宗室さんと歩く「僕の寺町」

裏千家家元の千宗室さんにとって「寺町」は子どもの頃から馴染み深いエリアで、お忍びで通うお気に入りの店がたくさん。千さんの案内で、魅力ある京の名店を訪ねます。(ひととき2021年1月号特集「上ル下ル、京さんぽ」より一部を抜粋してお届けします)  10年来、本誌の巻頭エッセイを執筆中の千宗室さんは、京都の路地を気の向くままに歩くことが習いとなっている。〝長歩き〟と呼んで、折々に出会うものや人に興味津々。小路の魅力や京都の本質を綴ってきた。なかでも子どもの頃から通い慣れて愛着が深

【東京あんこの新潮流】wagashi asobi(大田区上池台)

和菓子文化の鍵をにぎる「あんこ」。日本各地に郷土色豊かなあんこの銘菓が揃いますが、東京だって負けじと個性派揃い。フードジャーナリストの向笠千恵子さんが東京の老舗・名店をめぐりながら、甘いあんこ菓子のおいしさの秘密に迫ります。本コーナー「東京あんこの新潮流」では、若い感性によって昔ながらの甘味を巧みにアップデートさせたお店をご紹介。(ひととき2020年10月号特集「東京のあんこ」より)  稲葉基大さんは片仮名の「ア」をプリントした白のTシャツで現れた。意味を尋ねたら、「あんこ

【東京あんこの新潮流】タケノとおはぎ(世田谷区桜新町)

和菓子文化の鍵をにぎる「あんこ」。日本各地に郷土色豊かなあんこの銘菓が揃いますが、東京だって負けじと個性派揃い。フードジャーナリストの向笠千恵子さんが東京の老舗・名店をめぐりながら、甘いあんこ菓子のおいしさの秘密に迫ります。本コーナー「東京あんこの新潮流」では、若い感性によって昔ながらの甘味を巧みにアップデートさせたお店をご紹介。(ひととき2020年10月号特集「東京のあんこ」より)  作者の長谷川町子が住んでいたことからサザエさんの町として知られる桜新町。この町で「タケノ

郷土料理の第一人者とめぐる“東京のあんこ菓子”(ひととき2020年10月号特集のご案内)

10月になると、小豆は旬の時季を迎えます。「あんこ菓子」は全国各地に郷土色豊かな銘菓が揃いますが、東京のあんこ菓子とは一体どんなものなのでしょうか――。その答えを探すべく、ひととき10月号ではフードジャーナリスト・向笠(むかさ)千恵子さんと共に東京のあんこ菓子をめぐる旅に出ます。 あんこからも目が離せませんが、表紙右上のドラえもんの幸せそうな表情にほのぼのとさせられます  ほんのひととき編集チームのうさこです。ついに、ひととき10月号で「東京のあんこ」特集が掲載されます!