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【育児×自宅が仕事場】自分に適した環境づくり

先週に引き続き、
母  兼  デザイナー・動画クリエイター
嶋田 レナがお送りします。


前回のnoteでは
[私が1つ目に手放したもの]
[Honmono協会の独特なルール]
[自分から発信することの大切さ]
を、お話しさせていただきました。

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|育児をしながら、自宅で仕事

在宅で仕事をするメリットは、
[家事・育児・仕事]
同時進行でできることです。

そして、
それは大きなデメリットでもあります。

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私は今日、この記事を書く以外に

・絵コンテの制作
・ミーティング2回
・ミーティングの議事録制作
・契約書の作成

を行いました。



子供が小学校から帰宅するまでは
平和そのもの、
誰にも止められず
仕事を進めることができました。

基本的にミーティングは
午前中を希望しているのですが、
クライアントさんのご都合もあり
午後スタートのミーティングを
行うことになりました。



ミーティングが
中盤に差し掛かった時です。

私は今回のプロジェクトの絵コンテを制作し、
発表をしている真っ最中でした。

『おやつはどこ?』
『今日、学校で・・・』

と話しかけてきたので、
あわててお菓子を渡し
一人で遊ぶように伝えるために、
約1分ほど離席をさせていただきました。

会議に戻った際には、
誰も離席を咎めることなく
再スタートを切ることができました。

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そこからは、
すべての仕事が10分  15分おき、
時には3分おきに止められます。

集中すれば早い作業でも、
倍以上の時間がかかります。



今の私の生活で仕事に集中できる時間は、
[子供の帰宅まで]
そして[子供が寝た後の深夜]です。

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|
何かに追われる日々・・・


『なんとか一人ですべての仕事をこなし、
立派なデザイン事務所を育てよう』

仕事が増えることで、
前よりも家事を手伝ってくれるようになった夫。

子供が二人なため、
日に2箇所も回っていた
習い事などの送り迎えも、

早い時間に終わる習い事は
送りお迎えをやめるなど、
家族への負担が増えました。


『負担をかけているのだから、
一人で仕事ぐらいはしなくては』

強迫観念でしょうか?
あまり心に余裕がありませんでした。


家族の協力でだいぶ時間はできましたが、
それでも[育児・家事]はゼロにはなりません。

心も時間も日々追われていました。

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|手放す、手に入れる

《手放す》という言葉はマイナスイメージしか
ないかもしれません。

しかし、それだけではないのです。

私はこの《強迫観念》
駆られていた頃、

営業だけではなく
さらに成長するために”学びの場”にも
参加していました。

尊敬するデザイナーに会い
”学ぶ”ことができるかもしれない
と思い向かった先で、
Honmono協会に出会いました。


|ひょんなことから加入したHonono協会

そこは、私にとって”学びの場”であり
”共創の場”であり、”手放す場”でもありました。

加入して早速、
動画制作のチームに入りました。

そのチームでの役割は、
[絵コンテの制作・動画編集]であり、

[制作]時間を削る要因にもなっていた
[営業・交渉・事務]を手放すことが
できました。

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現在の私の仕事は、
Honmono協会からだけではありません。

ここも私にとって
大きなメリットでした。


今までお世話になったクライアントさん、
そしてクライアントさんから
口コミが広がり
新しいご縁につながったクライアントさん。

この方々を蔑ろにすることなく、
仕事をすることができました。


だんだんと仕事が増え、
今では私一人の手では足りず、
同じデザイナーの妹と
姉妹でデザイン事務所をまわしています。


Honmono協会では
[営業・交渉・事務]を手放し、

まだまだ小さな個人事務所では
トライできない[制作]の仕事を受け、

姉妹で行っているデザイン事務所では
[営業・交渉・事務・制作]を行いながら、
[会計]そして一部の[制作]
を妹に手伝ってもらうことで手放しました。

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また、
Honmono協会では異業種の方からの”学び”、
妹との”共同制作”ブレーンが
2つになることでの”新境地の発見”と、

手放したつもりが
多くのものを手に入れることができました。

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|仕事をしやすい環境づくり

『人間は万能な神様ではない』。

そんなことを言っても本当に聞いてもらえるの?

他人に理解を求めることに、
諦め半分・疲れが半分といったところ
でしょうか?

誰しもが、持つ感情かと思います。

『一人のカリスマで
  成り立つグループではなく、
   みんなで力を出し合うチームにしたい』


先週お伝えした、
三井所のこの言葉に戻りましょう。

協会加入時に
三井所から説明されたことで、
全員ではないかもしれませんが
多くの協会メンバーが
共通で認識しているモットーです。

そのせいか
雰囲気で自分の環境を察してもらう》
ことはできなくても、

《話をすれば、
理解を示し各チームに適した環境づくり》

行ってもらえます。



もちろん、
《人に寄りかかって仕事をする》のは
良くありません。

またそれでは、
《プロの仕事》はできず
協会は破綻してしまうでしょう。

大事なことは

・自分にできる仕事 できない仕事
・いつできるか いつできないか
・何を手伝って欲しいか
・どのタイミングで手伝って欲しいか

を明確にすることだと思います。

”新しい環境づくり”はすぐに成功しなくても、
話し合いそして改善を繰り返すことで徐々に
《自分自身、そしてチームメイトが
プロの力を発揮できる》環境が出来上がります。


そこで覚えた”環境づくり”は
Honmono協会内だけではなく、
普段の生活内で起きる様々な問題の解決にも
役立ちます。

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|新たな喜び


私が得たものは
それだけではありませんでした。

Honmono協会では
”学生”のチャレンジメンバーや、
これから”プロ”になるメンバーもいます。

今まで私が培ってスキルを教え、
《次世代に受け継ぐこと》の喜び
手に入れることができました。


|最後に・・・


加入したすべての人が
Honmono協会のスタイルに、
マッチしていたわけでは
ないかもしれません。

しかし、
『一人のカリスマで成り立つグループではなく、
みんなで力を出し合う協会』なだけあり、
柔軟性と発展性があります。


『ぜひ皆さんにHonmono協会を、
味わっていただきたい。』


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この文章を書き上げることができたのは、
子育てをしながら仕事をしている私に
理解を示してくれるクライアントさん、
Honmono協会のメンバー。

育児や家族の悩みを、
共有し支えてくれている友人のおかげです。


そしてなにより、
文句を言いながらも支えてくれる夫、
反抗期ながらも手伝いをしてくれる子供たち。

海外住まいで会えない中でも仕事を手伝い、
育児の悩みを聞いてくれる妹・両親に
感謝したいと思います。


最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。

嶋田レナ(デザイナー / 動画クリエイター)

 東京都出身。ボストン美術館付属大学にて映像制作を学び、女子美術大学デザイン学科を卒業する。
 手書き感を大切にしたデザインを完全オリジナルで作り上げる。ロゴ制作をはじめ、チラシやパンフレットなどの紙媒介、また動画作成も行っている。
​ プライベートでは、2人の小学生の母。好きなことは旅行、様々な国の食・文化・アートに触れること。

Lena Shimada Design
  :  https://lit.link/lenashimadadesign 

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