見出し画像

イヤだけど楽しかった風紀委員

皆さんの通っていた学校に「校則」はありましたか?
私の場合、高校には校則がありませんでしたが、中学校の時はそれなりの校則がありました。
時計やお金はNGだったと思います。時計は校舎にあるから問題ありませんが、お金を持ち歩けなかったのは不便だったでしょうねぇ。一体どうやって過ごしていたのでしょう???

制服も色々と形や種類が有りましたが、コレを書くのは気合いと時間が必要ですので、今回は割愛させて頂きます。

制服以上に厳しかったのは髪型です。
女子は「だいたい肩ぐらいまでの長さ」とされていまして、比較的アバウトだったと思います。男子は丸刈りでした。田舎なんです。
丸刈りについては、wikipediaによりますと1980年代中頃までは全国の中学校の33.5%に丸刈り校則があったようです。全面禁止になったのは2019年だそうでして、意外と最近なんですね。

他校の事は分かりませんが、私の学校の場合「頭に手のひらを押し当てて、指の間から髪の毛が出たらアウト」というルールでした。

となりますと『指が太い者が風紀委員をやった方が生徒たちは嬉しい』という事になります。
私は卒業までの3年間、すべて風紀委員をやらされました。
色々と細かい理由はありますが、最大の理由はその『指の太さ』にありました。私の指は『極太指』でした。もちろん今もです。

思春期真っただ中の、汗まみれのクサイ頭に素手を押し込まなければいけないのは苦痛でした。(どのくらいの長さかなんて、見たら分かるやん。)と当時でも思っていました。

でも、良い事もありますね。いわゆる「賄賂」ってヤツですね。何かくれたら緩めに掴んでやるよ、と耳打ちしたりしなかったり。。。ムホホホ。
もっと楽しかったのは、『ソリコミ』を入れている連中には油性マジックでソリコミ部分を塗るんです。それがもう、楽しくて楽しくて仕方がなかったです。ヤンキーたちも全然嫌がってなかったですね。

ソリコミは校則違反なので塗ります。

いま思えば、よく無事に卒業できたもんです。
なんだかんだ言っても、やはり風紀委員は恨まれ役だと思いますね(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?