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東京仏教学院での学び

夕方の青空に染まる本堂 @築地本願寺

大変ご無沙汰してます。
どうも、サラリーマン僧侶です。

去年(2023年)の年始くらいに、「ほな今年やな!」と親友の一声で、僧侶を目指すことを決心しました。
それから、仕事をしながら通学することになった夜間制の仏教学院。
そして、この2024年3月に仏教学院を卒業させていただきました。
今回は、この仏教学院での私の学びについて簡単に綴りたいと思います。

私が通っていた学院は、築地本願寺の中に佇む「東京仏教学院」という夜間学校です。

【東京仏教学院とは】
東京仏教学院は、親鸞聖人のみ教えを中心に、仏教、仏教史、宗教学などを学び、阿弥陀如来のご本願に遇い、自分を見つける学修の場です。
その前身は、明治時代、東京における本願寺派の寺院子弟の僧侶養成のために設けられた「勤学所」で、開学以来、築地本願寺を拠点として、本願寺派の僧侶、門信徒の支援のもと、首都圏における教化伝道の推進にかかわるたくさんの人材を輩出して今日に至っております。

東京仏教学院HPより引用

2023年の年始、親友と「今年はどんな1年にするか」を語った時、親友の彼は建築関係の資格を目指す1年、私は「いつか僧侶になる」という夢を実現させる1年になりました。
そして大変有り難いことに、私の勤め先の会社にも理解いただいて通学がはじまり、9月には無事に得度(=僧侶になること)を終えました。

私は寺族に生まれ、お寺の幼稚園に通い、幼い頃からお仏教やお寺は身近なところにありましたが、改めて自坊や両親のこと・仏教のこと・お寺のことは何も知らない私であったことに気づかされました。

思春期こそ仏教から足を遠のけておりましたが、今では阿弥陀さまに連れ戻されたような感覚です。
東京仏教学院で学んでいく中、自坊や両親は何をしているのかを知ったり、幼少期の記憶がフラッシュバックしたりと、毎日の学びが楽しくて仕方がありませんでした。

一方で、得度を終えてからは燃え尽き症候群なのか、後期は集中力に欠ける日々でありました。これは反省と後悔です。これから生涯、時間をかけてでも自分のペースで勉学布教に励みたいと思います。

この場を借りて、東京仏教学院での学びや私にご縁をいただいた講師・事務局・クラスメイトの皆様には、身を粉にしても骨を砕きても感謝しきれません…。

4月からはまたこれまでのサラリーマン生活に戻っておりますが、これからも私は成長をし続けたいと思います。

また、東京仏教学院のホームページがリニューアルされました。
PR動画もアップされているので、ぜひご覧ください!


前回の投稿から5ヶ月ほど空いてしまいましたが、今後も続く限りのペースで投稿していこうと思います。

仕事で扱っているマーケティングやプロモーションに絡めたお話などできたらと考え中です…。
どうぞ、ご期待ください。

合掌


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