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【体を前に倒すだけ】動作の質を劇的に上げる!重心移動の活用法

皆さんは

日常やパルクールの動作で

"重心移動"を意識していますか?

動作に重心移動を活用できると、

以下のメリットがあります。

①少ないエネルギーで動けるようになり、
疲れにくくなる

②動作による筋肉や関節への負担を軽減できる

③技や動作のパフォーマンスが向上する


ですが、そもそも

『重心移動とは何なのか?』

簡単に説明します。


人間は、地面からの引力によって

常に真下に引っ張られています。

倒れずに立ち続けることができるのも、

姿勢を真っ直ぐにすることで

重心が頭から足まで

一点に集中するからです。


逆に、少しでも上体が前に倒れることで

重心が体の中心軸から前に働くため

体は自然と前へ倒れようとします。


この重心移動を

動作に活用します。


つまり、倒れ込むことによって発生する

重心の移動を利用することで

筋肉の出力を最小限に抑えることができます。


また、倒れ込んだときに

頭と足との距離が遠くなるほど

重心移動は大きくなり

より大きな推進力を得ることができます。

重心移動を活用する前に

必ず意識しておきたいのが

"姿勢"です。

倒れ込みにより

大きな推進力を得るには

真っ直ぐな姿勢を維持して

倒れ込む必要があります。


猫背の状態で倒れ込んでしまうと、

以下のデメリットがあります。

①重心が腰に集中するため、疲労骨折につながる


②地面からの反発が体に伝わりきらず、
十分な推進力が得られない


猫背になりやすい方は

日常的に背筋を伸ばすクセをつけて

まずは姿勢から改善していきましょう。


①助走

助走速度を上げるためには

地面を強く踏み込む必要があります。


体を前に倒し込むことで

ふくらはぎハムストリング

活用しやすくなり、

力強い踏み込みができるようになります。


②プレシジョン(ジャンプ動作)

プレシジョンでも、

強い跳躍力を得るために

地面の力強い踏み込みが必要です。


重心を前に移すことで

母指球(ぼしきゅう)による地面への

踏み込みを強めることができるため、

より遠くに跳躍が可能です。


③パワーステップ(踏み切り法)

重心移動を活用することで

助走の勢いを地面に伝えやすくなり、


・推進力
・跳躍力
・腕振りによる地面への圧

この3つを高めることができます。


"倒れ込みによる重心移動"

実際にやってみましょう。


体を真っ直ぐにして立って、

その姿勢の状態で

ゆっくり前に倒れてみましょう。




..….…




『自然に足が前に出ませんか?』




このまま体を倒し続けて

左右の足を交互に前に踏み出せば

少ないエネルギーで歩くことができます。


動作の質を向上させるためには

"重心移動""姿勢改善"

が非常に大事だと考えています。


勢いよく助走を行っても

猫背になってしまうと

力を地面に伝えにくくなってしまいます。



日常動作やパルクール動作の質を

向上させるためにも、

常に正しい姿勢を意識することで

重心移動を効果的に活用することができます。



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