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国際勇気ある女性賞🏆

2024年3月4日、アメリカ・ホワイハウスで【国際勇気ある女性賞】の授賞式が行われました。

そこで自衛隊で元陸上自衛官の五ノ井里奈さんが表彰を受けました。

自衛隊での性被害を❝実名❞で訴えた何とも勇気のある行動をとった素晴らしい女性です。

日本人では
2009年 竹中ナミさん(ナミねえのニックネームで名を広めた方です)
2012年 上川あやさん
が日本代表とししてノミネートされ

2015年に小酒部さやかさんが初めて本賞受賞したので、五ノ井さんは歴史上日本人女性2人目の受賞者になります。

これはとーっても凄いことなんですよ。いや、本当に。

他の国際賞に比べて比較的最近始まったものになりますが内容を振り返ると、
とにかく濃厚なんです。

知れば知るほど女性として
もし自分が受賞したら…
と想像するとトリハダが立ちます。

性被害に関して声をあげるのがタブー視されることが多い中、こうして私たち女性の声をすくいあげてくれる勇敢な行動は目に焼き付けておかなければならないと思っています。


性被害、性暴力を世に訴えること自体

“恥ずかしい”
“公表してはいけないもの”

と思われがち。

私自身、性被害を過去に被った当人ですが
当時は誰にも打ち明けることは出来ませんでした。

正義感や責任感は人より強いほうですが
何よりもその事実を公にすることは【恐怖】でしかなかったから。

“されたほうが悪い”“その気にさせたんだろう”というされるほうも悪いと言われることも残念ながら多いです。

確かに。当人でありながらぶっちゃけますが
されるほうも悪いという事例もいくつかはあると思います。

結局その場に居た人間たちにしかわからない
“事実=fact”というのは論より証拠

周りの野次馬がああだこうだって騒ぎ立てたって本質を逸脱するだけ。

現に某芸能人が騒がれてるじゃないですか。
ああいうのは結局芋づる方式だと思っていて
次から次へと被害者が出てくると思います。

メディアパフォーマンスも加味され
性被害に対しての本来追及しないといけない部分がどんどん葬られていくんです。

これが性被害の訴えの怖いところ。

『女性の13人に1人・男性の67人に1』

この数字は何か想像できますか?



2017年に行われた内閣府の調査
無理やり性交を受けた経験がある
と回答した人数になります。


また近年では
モデルやアイドルへの勧誘を装った声掛けがきっかけになり
若い女性が性的な被害を受けたり、アダルトビデオへの強制出演の被害がとても多くなってる。

これもSNSや情報社会ならではの結果なのかなと。

『明日から君もモデルに!』のような募集広告から簡単に応募できるシステムになっている為、被害者になるまでのタイムラグがとても短くなっています。


日本には「嫌よ嫌よも好きのうち」という言葉がありますが

No means no.

嫌よ嫌よはいや」だ。

嫌でしかないんだ。

軽い気持ちで自分が次の加害者にならないように。
“別にこれくらい良いだろう”という軽率な言動でセカンドレイプにならないように心がけること。


被害者、加害者にならない為には

・正しい知識を学ぶ
・共有する
・沈黙しない

オープンにしずらい、話しずらい内容だからこそまずは知識を得る。

それを誰かに共有する。
そしてまた学ぶ🤝🔁

➖沈黙は肯定➖

と言われているぐらいなので、訴え続けることが大切です。

まだまだ、ジェンダー・ギャップ指数が
146カ国中125位の日本ですが

五ノ井さんみたく若い女性が性被害について声を上げやすい国づくり、環境づくりが徐々に確立していくことを心から願っているばかりです。

その為にも私は声を上げ続けます🫂🌍


love. HONEYMIE



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