義務教育の内容すら理解できない人は高校・大学に進学すべきでない 

自分より若い人を批判したくないが、言わせてもらう。
予想以上に基礎学力を伴っていない小中学生が多すぎる。
衝撃を受けたのだが、義務教育レベルの簡単な問題すら解けない子ども達が半分以上もいるという事実。

どのレベルの問題か、下記の画像をご覧いただければ分かる。
全国学力調査(2023年4月)で出題された
算数・数学の問題である。
(①は小6,②は中3の問題)

答えは、①はウとエ。②はエ。
①は割合の問題で、
比べられる量÷元にする量=割合という
基本の考え方を理解していれば解ける。

②は平面図形と空間認識力の問題で、
平面が1つに定まるとすると、
ア・イ・ウは条件を満たさないことが分かる。

小中学校を卒業して15年以上経っている私でも
両方とも正解できたが、
正答率は①が46.3%、②が31.1%。

義務教育レベルの難しくない問題だが、正答率は高くない。
小中学校で、学力が低い人が生まれてしまうことは仕方ないし、正答率の低さ自体は大きな問題ではない。

ところが、ある程度の割合で上記の問題を解けない高校生や大学生が存在している。
(高校進学率は95%、大学進学率は55%)
最低限の数学的思考力が無いにも関わらず、
多くの人が高校や大学へ進学できている現状が問題である。

中には、高校や大学で、小中学校の勉強を教えている学校もある。
正直、お金の無駄遣いだよ。
基礎学力が無い人を高校や大学に進学させるなら、中卒で就職させるべきである。
今、深刻な人手不足だから。

高校や大学は義務教育ではないから、
授業についてこれる学力を持つ人だけを受け入れるべきである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?