都市圏に住む大企業勤務の若い女性が勝ち組すぎる

最近は、女性の大学進学率も上がり、総合職として働く人も年々増えてきている。 
東大や高年収企業(総合商社・銀行・保険)は、
女性の比率はまだまだ低いのが実情。
トップレベルを目指さないのであれば、
若い世代においては、女性であることは不利にはならない。

新卒採用で、女性総合職比率を一定以上に設定している企業も増えている。
私の会社も、私が入社した次の年に、中期経営計画で30%以上の比率と定めており、直近では45%であった。
(元々は、女性が非常に少ない業界です。)

働き方改革の影響で、長時間勤務を強いられるリスクは減り、育休制度も充実しており、仕事と育児を両立しやすい環境へ変わっている。
中には旧態依然とした企業もあるが、
とりわけ、大企業では女性が活躍できる環境が整備されている。

私の会社でも、
若い総合職女性(20代・30代)は、本当に幸せそうに働いている。
職場が東京にあり、本社機能も備えているため、
一般的な職場と比べると女性が働きやすい環境ではある。

結婚するまで、
キツい部署に配属されることは少なく、
殆どの人が30歳までに結婚して、
結婚後は地方支店へ異動することはない。
もちろん、退職することはなく、
2人以上の子どもを出産して、
出産後も育児休暇を取り(子どもが3歳になるまで取得できる)
復帰後も短時間勤務で仕事に取り組めて(子どもが小学校入学まで可能)、
しかも主任や係長といった役職にも昇格できていて、年収は400万〜600万円代。
仕事と育児を両立して、ほどほどに仕事したい女性にとって、恵まれすぎている職場環境である。

別に私の会社は大した会社ではない。
大企業ではあるが、
知名度は高くなく、年商は1.000億円未満で、
就活の学歴フィルターも存在しない。
(ボリュームゾーンは日東駒専。)

もっと有名で入社が難しい大企業なら、
もっと恵まれた職場環境だろう。(必ずしも比例する訳ではないが)

都市圏で働く若い女性は恵まれていると思う。
今まで、働く女性の置かれた環境が不遇過ぎたし、業界や地方によっては男女差別が根強く残るところもある。
ただし、少なくとも良い方向へ向かっているのは間違いない。

私が50代・60代になる頃は、政治や経営の中心にもっと女性が増えて、
現在は恵まれていると思われる職場環境が当たり前な世の中になることを切に願う。

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