ゆとり世代のしんがり

ゆとり世代の底辺アラサー♂ ASD・ADHD(不注意)持ち、うつ病患者  社会問題に興…

ゆとり世代のしんがり

ゆとり世代の底辺アラサー♂ ASD・ADHD(不注意)持ち、うつ病患者  社会問題に興味あり→具体的には 受験、就職・労働、少子化・未婚化、世代間格差

マガジン

  • 底辺の所感

    発達障害や重度の精神障害を抱える いわば、悪い意味でのマイノリティーである私が感じたことを書き連ねました。

  • ゆとり世代・若者世代への勘違い

    ゆとり世代・若者世代に対する誤ったイメージを改めてもらうため、調査・分析した内容をまとめた記事です。

  • 就職氷河期世代への勘違い

    就職氷河期世代に対する誤ったイメージを改めてもらうため、調査・分析した内容をまとめた記事です。

  • 80年代・90年代の〇〇事情〜現在との違い〜

    80年代・90年代の学校、受験、就職活動の事情(子ども〜若者が経験)について、 統計データを調査して、現在の事情と比較、分析、考察しました。

  • 高校受験の制度(制度の変遷や問題点)

    高校受験の制度(学区制撤廃・学力偏差値)が抱える問題を自分なりに考察しました。

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介

こんにちは、ゆとり世代のしんがりです。 noteでは、私の興味・関心が有る物事について 考えたこと、分析したこと、調べたことを ゆるく適当に書いていこうと思います。 文章力が皆無のため、皆様が読みやすい記事は 書けませんが、是非ともよろしくお願いします。 簡単な自己紹介です。 【私について】 ・アラサー←ゆとり世代 ・大卒文系の会社員 ・アスペルガー症候群(ASD)/注意多動性欠陥障害(ADHD)持ち ・うつ病持ち 【興味・関心のある分野】 自称:下記の分野に関するムダ

    • 中途半端な日本の学歴社会〜高学歴よりも好学歴〜

      結論を言うと、日本は学歴社会とは言えない。 文系だと就活や仕事で、大学で学んだ内容を求められない。 総合職として一括採用して、本人の適性や希望を配慮して(してないケースが多いが)、配属する。 基本的に入社後は、学歴は重要視されずに、実力主義で昇進する。学閥がある会社も減っている。 本当の学歴社会であれば、卒業した大学で、採用の選考プロセスや初任給が変わってくる。日本では有り得ないことだ。 入社後も、どこの大学で何を学んだかが重要になる。例えば、ハーバード大学経営学部卒は、

      • 最近の大卒就職率が良い本当の理由

        2025年卒業の就職活動も佳境に入ってきた。 4月1日時点の内定率は58.9%。 現行の就活スケジュールになってから過去最高である。 直近10年は驚くほどに就職率が高い。 途中コロナ禍を挟んだが、それでも就職率70%を超えている。(リーマンショック前でも70%は超えていない。) 売り手市場が続いているが、理由は決して喜ばしいものばかりではない。 ここ最近の就職率が良い理由は下記の4点である。 ①:成長業界における人手不足 ②:企業内部での人手不足 ③:中小企業・ベンチャー企

        • 総合職社員は厳選採用して全員を幹部へ昇進するべき

          日本の大企業は、総合職採用を取り入れている会社が多い。(最近は、ジョブ型採用も増えてはきたが) 総合職といえば、幹部候補であり、幹部になるために様々な職種を経験させられる。要は、その会社のスペシャリストとなるために。  そして、仕事の成果に基づき、課長なり部長なり役員へ出世していく。 業種によって、総合職の幹部昇進に対する考え方は異なる。 幹部=課長クラス(15人程のチームを統括する立場) ほぼ全員が幹部になれる大企業もある。国家公務員のⅠ種、鉄道会社、日本郵政など。こ

        • 固定された記事

        マガジン

        • 底辺の所感
          8本
        • ゆとり世代・若者世代への勘違い
          6本
        • 就職氷河期世代への勘違い
          3本
        • 80年代・90年代の〇〇事情〜現在との違い〜
          3本
        • 高校受験の制度(制度の変遷や問題点)
          5本
        • 進学率を下げるべき理由
          5本

        記事

          趣味を極められなくてもお金に結びつかなくても十分に誇れる

          自分の趣味を聴かれると、反応に困ることが有る。 そこまで極められていないと考えているからだ。 最近は、Youtubeなどで趣味を活かして、お金を稼いでいる人も多い。 そういう人達を見ていると、それ程極めないと 趣味と言えないなと実感させられる。 だから、趣味を他人に言いたくなかった。 聴かれたら、無難な趣味を言っている。 旅行、鉄道(乗り鉄)、音楽鑑賞(JPOP)。 正直、どの趣味も極められていない。 旅行好きなのに、全都道府県に行ったことないし、海外も数カ国しか行ったこ

          趣味を極められなくてもお金に結びつかなくても十分に誇れる

          早慶・MARCH附属高校の女子の門戸が狭すぎる

          男女平等の社会に向かっているとはいえ、 男女差別はまだまだ残っている。 受験においてもだ。 5・6年、いくつかの大学の医学部で、受験での女子の合格点を高くして、女子の入学人数を制限していた問題が明るみになった。 ニュースに取り上げられて、バッシングされた結果、医学部入試での男女差別は改善された。 けれども、受験での男女差別が残っている実情があるのだ。 早慶・MARCH附属高校の入試である。 言わずと知れた名門大学の附属高校。 残念ながら、女子は男子と比較すると入学が難しい

          早慶・MARCH附属高校の女子の門戸が狭すぎる

          国立大学の学費値上げに反対

          タイムリーな話題とは言い難いが、 慶應大学学長の伊藤公平君 (慶應では教授を先生ではなく君と呼ぶ慣習があるらしい……)が、 国立大学の学費を年150万に上げたいと提案した。 現在、学費は50万円程度なので、約3倍の値上となる。 率直な感想を言うと、150万円は高すぎる。 私立文系学部でも110万円程度。 大学は義務教育ではないとはいえ、公の立場が提起するのだから、 学ぶ意欲がある学生の経済的負担を少しでも軽減してあげる役割がある。 学費が50万円でも高すぎる。 奨学金もら

          国立大学の学費値上げに反対

          現在の少子化問題は75年前から始まっていた〜社会の発展および中絶合法化による出生数低下〜

          少子化は20年・30年前から騒がれているが、 もっと前から今日における少子化の兆しがあったと思える。 出生数や人口の推移を調べて、少子化が問題となった背景や理由を私なりに分析してみた。 そもそも人口というのは、下記の流れで増減する。言うなれば、構造的な変化を伴って増減する。 ①:多産多死→②:多産少死→③:少産少死→④:少産多死 具体的に説明すると ①:どの国も19世紀まで、医療が不十分なため多産多死である。 日本でも1910年代まで、1夫婦あたり子どもの数は4・5人で、う

          現在の少子化問題は75年前から始まっていた〜社会の発展および中絶合法化による出生数低下〜

          私が80年代〜90年代の受験事情を調べるようになった理由

          私の記事では、80年代〜90年代の受験事情に関するネタを取り上げている。 残念ながら、閲覧数やスキの数は少ないが、 それでも、当時の事情を調べてまとめ上げなければならない理由があるのだ。 私は勤めている会社で、パワハラに近い言動を受けることが多い。 私がゆとり世代だから、土日学校が休みだの、やる気が少ないだの、競争心が薄いだの、世代の悪い特徴に関連する悪口を言われることが多かった。 悪口を言うのは、バブル世代(67年〜70年生)や 氷河期世代(71年〜82年生)の人間だ。

          私が80年代〜90年代の受験事情を調べるようになった理由

          都市圏に住む大企業勤務の若い女性が勝ち組すぎる

          最近は、女性の大学進学率も上がり、総合職として働く人も年々増えてきている。  東大や高年収企業(総合商社・銀行・保険)は、 女性の比率はまだまだ低いのが実情。 トップレベルを目指さないのであれば、 若い世代においては、女性であることは不利にはならない。 新卒採用で、女性総合職比率を一定以上に設定している企業も増えている。 私の会社も、私が入社した次の年に、中期経営計画で30%以上の比率と定めており、直近では45%であった。 (元々は、女性が非常に少ない業界です。) 働き方

          都市圏に住む大企業勤務の若い女性が勝ち組すぎる

          70年代・80年代は現在ほど中高の運動部が盛んではない

          私の中で、昭和時代はスポ根のイメージが強い。その頃は、戦争を経験した人が沢山いたし、スポ根を題材とした漫画やドラマ(巨人の星・スクール☆ウォーズ)も多かったから。 ところが、私が抱いていたイメージを覆す場面に遭遇した。 先週、しゃべくり007というTV番組を見ていたときのこと。 小澤征悦さん(1974年生)がゲストとして出演しており、高校はバスケ部で週5日部活があったと話していた。 すると、くりーむしちゅー上田さん(1970年生)が「部活ハードですね。」とコメントした。

          70年代・80年代は現在ほど中高の運動部が盛んではない

          高度経済成長期の日本は環境に恵まれていた

          高度経済成長期(1955年〜1973年)は、 個人の収入も増えてきて、便利な家電(冷蔵庫、洗濯機、白黒テレビ)も発明されて、 多くの人が物質的な豊かさを享受できるようになった。 頑張れば頑張るほど生活が豊かになった時代である。 確かに、豊かになるにあたって、 個人の努力や勤勉さも必要ではある。 だが、個人の頑張りよりも環境(経済、政治、社会情勢)の方が、豊かさをもたらすと考えている。 環境という土台がしっかりしてないと、いくら頑張っても意味が無い。 そういう意味で、 高度

          高度経済成長期の日本は環境に恵まれていた

          自己肯定感が低い人は資格職に就くべき

          誰しも仕事が上手くいかずに悩むことがあるが、発達障害を持っていると悩む場面が多い傾向にある。 特性の関係上、コミュニケーションや事務処理の面でミスを起こしがちである。 レベルの低いミスが多く、 他の皆がしないようなミスを自分だけがしてしまうことが多い。 ミスしても気にしない人もいるだろうが、 自己肯定感が低い人は、自分だけが出来ない、 自分だけがダメだと、 言わば、自分を悪い意味でのマイノリティーだと捉えてしまいがちだ。 そのせいで、メンタル不調を引き起こしたり、仕事が長

          自己肯定感が低い人は資格職に就くべき

          少子化で世代内競争が負けられない競争となる

          言うまでもなく、少子化が進んでおり、2023年に生まれた子供の数は75万人と過去最小を記録した。 私の世代(アラサー)でも十分に少子化であり、 1学年の人数は120万人。 その我々と比べても約6割の人数と非常に少ない。 今後、子供の数が私の世代並みに増えることはないでしょう。 ところが、子供の数が多くても少なくても、受験や就職という競争は避けられない。 そして、少子化のおかげで、世代内競争が持つ意味合いが変わっているのだ。 結論を先に述べると、勝てれば良い競争から 負けら

          少子化で世代内競争が負けられない競争となる

          勉強嫌いよりも深刻な運動嫌い・家事嫌い

          誰しも、嫌な物事の1つや2つはあるが、何が嫌いかによって、日常生活に及ぼす悪影響は変わる。 残念ながら、中には嫌いでは済まされない物事も存在する。 運動と家事である。 この2つが嫌いだと、人生が終わったも同然だ。 私は運動と家事が嫌いである。 正直言うと、勉強嫌いよりも深刻な問題を抱えていると思う。 勉強が嫌で出来なくても日常生活や仕事で困ることは無い。(義務教育レベルの学力があれば) そもそも、勉強が出来なくても、出来なさが露呈する場面は少ない。 一方で運動嫌いや家事

          勉強嫌いよりも深刻な運動嫌い・家事嫌い

          1980年代の緩い高校受験事情

          1980年代の受験競争は熾烈だったと言われる。 この時代、同学年の人口が多いバブル世代(185万人)、団塊ジュニア世代(200万人)が受験に臨んだ。 だから、受験競争が大変なイメージが強く、イメージ通り大学受験においては40%ほど浪人しており、激しい戦いだった。 だが果たして、ほぼ全員が経験する高校受験については本当に大変だったのか。 バブル・団塊ジュニア世代の高校進学率は、どの年度も94%程で、前後の世代と同じ程度である。結論としては、大変ではないのだが、当時の高校受験

          1980年代の緩い高校受験事情