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福岡女学院大学言語芸術学科『転校生-オンライン版』を観た。

福岡女学院大学言語芸術学科『転校生-オンライン版』を観た。配信終了までにレポートをまとめようと思ったら、昨日までに鑑賞の予約を入れないと、アウトだったのね。

オープニングで、西鉄電車やら西鉄バスの映像が出て、なんか前のめりになった。地元好きなんやな。
学校について、教室のシーンに入ると、『転校生』名物、同時多発会話が展開される。同時多発と言っても、オンライン版なので、3,4人がフレームインしているカットをスイッチングして、、、うーん、カタカナばっかり、つまり、3,4人ずつ会話する様子を映している場面を切り替えながら進んでいく。その間、他での会話も後ろでうっすらと聞こえている。教室のあちこちで同時に起きている会話を、それぞれ焦点を当てながら進んでいく。この部分を成り立たせる、技術スタッフの腕がすごい。オープニングの西鉄電車とかの延長で収録でやったんだろうか。ここからライブなんだったら、相当すごい。とは言っても、各人が自宅からWEBカメラで出演しているのに、教室で話しているていだから、見てる方は、ちょっと無理を感じる。このまま最後まで貫かれるとどうしようと、やや不安になっていると、徐々にドラマの中もオンライン世界に入ってきた。よかった。

読書感想を書かないといけないけど、どうする?とか、学習発表のテーマは?とか、オンライン文化祭の出し物早く提出して、だとか、高校の日常と高校のイベントごとを交えながら、その中で各人の考え方とか将来の不安だとかが吐露されて、見ごたえがある。

パソコンで観劇していると、事情を知らずにその様子を見てしまった15歳の長男から、変態扱いをされた。たしかに、女子高生のプライベートなオンライン会話を覗き見ている中年男性という風にしか、外見上見えないのは仕方がない。しかも、楽しそうににやけているのだから始末が悪い。


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