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カラオケともだち

昨年なんと!
新規のカラオケ友達ができたのです。

今の街に引っ越してから11年。
ずっとひとりカラオケオンリーだった。

一人で好きな歌を気がすむまでうたうこと。
これはなかなかに清々しく、わたしはスポーツだと思って行っていた。
盛り上がらなくてもいい。
マイナーな曲でもいい。
サビしか知らなくても一番しか歌えなくてもいい。
自由!
これがひとりカラオケ。

かつては誰かと一緒にいくことが基本だった。
ご飯のあと大勢で行くカラオケではなくて、二人、多くても三人でがいい。

数回一緒に行く仲になる人には共通点がある。

まず歌うことが好きなこと。
無理に盛り上げようとせず淡々としていること。
楽しい気持ちは共有できること。
疲れ知らず、あるいは同じタイミングで疲れること。

あとやっぱり同年代の方が分かち合えることが多いかな。
でもこれは上の項目をクリアしているのなら問題ないのかも。

さて新規のカラオケ友達さん。
長男の幼稚園時代からの知り合いであるママさんだ。

同じ小学校に入学した頃から少しづつ仲が深まっていった。
それから5年。
昨年末に軽い気持ちで聞いてみたのだ。
カラオケ好き?と。
そしたら、好き好きー!という返事だったので行く運びとなった。

結果、一度目からびっくりするほど馴染んだ。
同年代ならではの選曲、程よいテンション。
それは中学生の時に何時間でも一緒に歌っていられたあの子や、社会人になってから暇さえあれば歌いに行ったあの子と過ごした時間と同じ感覚。

そして今日は3度目だった。
しっかり2時間。
川嶋あいの「明日への扉」から始まった。
(なつかしい!)
そこからジュディマリ、スピード、aiko。
マイラバ、一青窈、矢井田瞳、宇多田ヒカル、cocco。
懐かしのヒスブルに大好きだった川本真琴。
90年代後半から2000年代前半の、どの曲もお互い知っている。
全然知らない場所にいたわたしたち。
たしかに同じ時代を生きていたのだなあと感慨深かった。

ひとりカラオケ派!と思っていた。
でもカラオケに対する空気感が同じであれば誰かと一緒の方が楽しいかもしれないなあ。
そうそう彼女は立ってうたうのだ。
わたしももちろん。
きっとそういうところ。



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