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新型コロナで利用できる資金繰り相談窓口と支援策

連日報道される新型コロナウイルスについて、戦う相手はウイルスなのに、なんだか人々が揚げ足取ったり、提案も出来ないのに後から批判したり、医療関係者でもない人が専門家のようにコメントしたり、なんだか殺伐としていますね。ましてや、自分では情報を理解もしていないのに、国に失望した、会社に失望した…とよく聞く。失望とは、そんなに簡単に使う言葉ではないでしょう。こういう物理的な距離がある時だからこそ、心の中に一滴の思いやりを持って、相手に言葉を届けたいものです。

表現の自由が守られる国なので、やめろとは言わないが、テレビは視聴率を取る為に、何かと政府への批判を煽ったり、困った困ったという人々をただ映すだけだったりする。なぜか?それは、その方が視聴率が取れるから。タレントにそれ以上の解説も出来ないし、そもそも情報番組ではなくバラエティやワイドショーなので、批判しているだけなら、放送作家も責任を持たなくていい。「批判」を並べていれば、楽だから。役立つ情報や、ましてや資金援助や保障のような、人の人生を左右する重大事項に言及するなら、正確な情報を参照文献を確かめた上で、番組を作らなくてはいけない。それよりは批判し続けている方が制作的にも安くて楽だ…。そんなとこだろうと思う。残念。

さて、私の周りにも、通常営業出来ていない飲食店や、閉鎖されたジムのインストラクターも多いのは事実です。そういった方々の為にも、報道は、特に地上波は、もっと便利な情報や相談窓口を繰り返し伝えていて欲しい。なんだか、バラエティの作りで視聴者の怒りを煽って、チャンネルを変えさせないようにしているとしか思えないのです。助成金や企業融資は、地方自治体や市区町村のホームページなどに掲載されているし、随分前から実際に窓口で受け付けしている。法人も、個人事業主用もある。手続きが面倒なのは、当たり前。正直に仕事していれば、その提出や説明は面倒ではないはず。国が払ってくれない、保障してくれない、後手後手だ…ワイドショーがワーワー言ってないで、解決策へと導く情報を正確に何度も伝えるべきだと思っています。

視聴者である我々も、そんな似非の報道に踊らされないようにすることも大事。タレントが下調べもしないで、しゃべっているような事を鵜呑みにせず、きちんと自分で調べること、動くこと。公的機関からお金を受け取ったり、生活に困窮して保護を受ける事は、まったく恥ではない。日本人の権利です。

どこから手をつけるべきか分からない方には、電話で相談できる窓口が良いかもしれない。中小企業なら、金融相談窓口が必要かもしれない。経済産業省支援策 随時updateされるので、まめにチェックするべきだと思う。

また、会計ソフトfreeeを使っている人ならば、既に知っていると思うが、freeeには非対面で完結する資金調達サービスもある。既に入力されている会計freeeデータをもとに融資を受けられる可能性の高いユーザーに、個々に借入条件を試算してオファーしてくれるらしい。そこから金融機関での正式審査に行けるという事で、安心だ。最短5営業日らしい。更には、請求書の早期資金化を取引先に知られずに出来るサービスもある。これなら、売掛金の売却なので、借入にもならない。

とにかく、今は正しい情報を見極めて、誰かの援助を待つのもよいけど、きちんと制度を調べて、活用・利用する方がいい。

準備が面倒だ、自分ひとりでは心細い、調べるのが手間だ…そういう人は、そもそもビジネス開業には向いていない。そんなに世の中は甘くない。

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