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OMG! TikTok vs YouTube

私のPCでは、「TikTok」はまだ日本語からの一発変換では出てこない。このあたりに、トレンドをつかみ切れていないと、記事を投稿しながら思ってしまうのです。(iOSでは、「てぃk」の瞬間で候補に出てくるのに。)

さてさて、BBCの記事(BBC NEWS (2021, 6 September)"TikTok overtakes YouTube for average watch time in US and UK")…「アメリカとイギリスで、TikTokの平均視聴時間がYouTubeを追い越したってよ!!」…を読みながら、当たり前だけれども、あらゆる英知を取り入れたジャイアントプラットフォームも、トレンドの9th Waveに乗り切れていないのではないかと思う次第でございます。

記事になっているのは、App Annie(アップアニー=アプリに関する市場データと分析ツールを提供している米国企業)の発表(調査はAndroidのみであり、中国は除く)から。…とはいえ、超えたというのは、アプリにおける個人の平均視聴時間。ユーザー数は、20億人vs7億人。この差は依然、大きい。総視聴時間では、もちろんYouTubeの方がまだ上。

しかしながら、2020年にダウンロードにおける世界No1アプリとなった頃から、TikTokの「勢い」や「魅力」は、ライトユーザーを多く抱えるだけのYouTubeを確実に超えているように思えます。記事にもあるように、今後、これらのプラットフォームビジネスとして鍵となるのは、映像クリエーターによるライブ配信/生中継と、いわゆる「投げ銭」による視聴者の消費。クリエーターエコノミーの競争です。フェイスブック/インスタグラムも本格的に、この分野における投資を開始することですし、個人視聴時間+ギフティングによるスペンドに対し、多額の投資競争となっていく、この投稿タイプのプラットフォーム戦争も、今後目が離せません。

さぁ、日本はどこが勝つ?

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