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僕の中のWoman of the Year 池江璃花子氏

Woman of the Yearと言えば、雑誌Vogueや日系WOMANあたりの発表が有名なのでしょうか。その響きが、毎年沢山の人々の憧れとなって、まさに時代の象徴として、人々を元気づけてくれます。

東京オリンピックが延期となっている今、ただでさえスポーツ選手にとっては打撃の多い時期になってしまいましたが、池江璃花子氏にとっては、人生の中で我々が想像がつかないほど、ご苦労をされているのだと思います。私たちは、それを記事という形でしか知る事が出来ません。しかし、彼女に関するニュースや、彼女が発信してくれるメッセージを読み続けると、日々快復されているように思え、毎度胸が熱くなるような気がしています。

経験に基づく言葉ほど強いものはありません。彼女はスイマーとして、その多くを努力によって勝ち取り、高い地位に上り詰めました。そして、その地位を維持されていました。期待やプレッシャーを跳ね返し、勝ち続ける姿は、同世代を中心に、日本だけでなく国際的に影響を与えてきたと思います。そして、体調を崩されてしまった。それにも関わらず、公式に発表し、それを克服していく過程を映像・写真・言葉にされたことは、並大抵の精神力ではないと思うのです。第一、考えてみてください。世の中のほとんどの方が、ネット上に顔をさらされる事すら好まないでしょう。ましてや病名や体のこととなれば、どんな思いでしょうか。しかし、池江氏は行動してくれています。その言葉は同時に、同じように病気や事故により、自由を奪われた方々や、その方々を支える家族や友人たちの力になっていることは、誰が見ても明らかでしょう。私のような、都合の良い時にしか応援していなかったものにさえ、熱く響いてくるのですから。

今日のニュースを拝見し、とても胸が熱くなりました。

光り輝くその姿が、これから沢山の希望を、世界中に与えていくに違いありません。彼女は、それを一人の女性として、誰よりも美しく、誰よりも強く、そしてスイマーという枠を超えてしまい、唯一無二の表現をされていく存在になるのだと思っています。特に、未来が溢れている、子どもたちや10代の学生たちへ与える影響は、とても大きなものに違いありません。その池江魂を見る若者が、きっと強靭な未来を作ることでしょう。

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