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記事一覧
ストリーミングxゲーム Netflixに見る「挑戦」
再び書こうと思って始めたnoteなのに…久々の記事になってしまう。また、頑張ります。
さて、ストリーミングビジネスについて。以前SVODの後はAVOD戦争か?という記事を書いていたのですが、時代はスーパーアプリに向かっているのでしょうか、以前から気になっていたゲームの世界がストリーミングとドッキングし始めているように感じます。
実験的に始まっているところを見れば、こんなところがありますね。
プレミア アクセス「ムーラン」 by Disney+
3回くらい劇場公開映画の日程が変更になったかしら…実写版のディズニー映画「ムーラン」。月額オンデマンドサービス「Disney+」で、プレミアアクセスとして、9月4日独占公開…ですって。
「ムーラン」…残念ながら、日本ではなかなか難しい作品なんですよね。日本はアジアに位置するのに、「ディズニープリンセス」という響きはシンデレラや白雪姫…といった白人キャラクタだけを想像するそうで…。アメリカのディズ
本気の宝塚歌劇! U-NEXTがライブ配信生中継発表!
まだ記憶に新しいのではあるが、宝塚歌劇は新型コロナウィルスが流行り始めた頃、適切な対策とともに星組・雪組公演を続行していた。宝塚では、礼真琴率いる新生星組、東京ではトップコンビが退団を発表した雪組公演だった。星組公演は、専科ベテランの退団もあり、なんとか宝塚劇場の幕を閉じ、雪組公演も異例のタカラヅカスカイステージ(CS)で生中継を行い、苦しい感動の中、閉館へと動いた。とても辛い決断だったと思う。宝
もっとみる課金に舵を切った サザンオールスターズの英断
新型コロナウイルスは、様々な業界において、積み上げてきたものを高いところから叩きつけて粉々にしてしまいました。CDが売れなくなった現代、コンサートなどのイベントを収入源としていた音楽業界にとって、もはや悲鳴ですら自粛という社会通念にかき消されるほど、痛手を受けてしまった状態です。
当たり前ですが、我々が享受する音楽は、アーティストから直接聞こえてくるわけではなく、そこには音楽を作り発表するまでに
SVOD戦争のあとは、AVOD戦争?
リサーチ会社によっては、毎年データがとりあえず売れる事が大事なので、リリースされているものを比較すると、1年で急激な論点の矛盾が生じるものがあったりします。しかし、このDigital TV Researchは、修正はあるものの、1年くらいではぶれることなく、また相変わらずPayTVなどもリサーチし続けており、私にとっては長年信頼が出来るリサーチ会社です。面白いのは、世界138カ国におけるAVOD(
もっとみるサブスクは、ホール・ニュー・レベルに突入か。北欧市場
この記事は、ディズニーソングのアラジンのテーマ「ホール・ニュー・ワールド」に掛けて、上手い事言いたいだけだと思って読んだのですが、何気に興味深かったので、ご紹介。
北欧の市場調査の記事は、つい読んでしまうのです。今となっては、具体的に証明する手立てがないのですが、昔、エンターテイメントにおいて、「北欧と日本市場は、成長の仕方が似ている」と聞いた事があり。それからです。
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SONY PICTURES TELEVISIONの意地? 「アレックス・ライダー(原題)」
海外ドラマと言えば、最近の日本でのヒットはAMCの「ウォーキング・デッド」、またはHBOの「ゲーム・オブ・スローンズ」あたりでしょうか。でも、少し前に「24-Twenty Four-」「プリズン・ブレイク」「LOST」が牽引した時のようなヒットに比べると、少し大人しいような気がしています。あの頃は、レンタルビデオの全盛期か?週末に寝る間も惜しんで一気見する人続出だったし、CSはもちろん、地上波でも
もっとみる一緒に観ようは、一緒でなくていい。 HBO x Scener
世界中のエンターテイメント界は、時間の奪い合い。映画にゲームにドラマに、YouTube…少し前は利用者の実際のライフスタイルを無視して、ネット環境やデバイスといった技術戦争でした。しかし、現在は完全に「ユーザーにとって、いかに魅力的か」、という健全な論点になっていっている気がしています。サブスクの世界では、特に今年のアメリカでは激戦が繰り広げられていると言えるでしょう。「ストリーミング戦争」と表現
もっとみる英断「3000」→「Pretty Woman」
新型コロナウイルスの影響で、単館シアターが危ない。というコラムを読んだ方は多いのではいかと思います。単館シアターは、大型の劇場チェーンでは掛けてもらえないような、アート系映画作品が中心であるため、映画ファンからしたら大変悲しい現状です。ただ、悲しいかな、特に若い世代には昔ほど映画が娯楽の中心でなくなってしまったような気がしています。アニメや大型フランチャイズ、アイドル俳優が出ている恋人の片方が不治
もっとみる音楽業界チラ見 2019
先ほど映画「イエスタデイ」を見終わって、俺はやっぱエド・シーランが好きだと思い。彼の音楽業界に対する貢献を調べていたら、年に1-2度訪れるある連盟のページにたどり着きました。
とても地味なサイトなのですが、世界の音楽業界のデータが詰まっているサイトがあります。世界中のレコード会社1300社の代弁であると謳うIFPI-International Federation of Phonographic
デジタルレンタルが劇場公開を超えてしまった日 「トロールズ ミュージック★パワー」
先週のThe Wall Street Journal(WSJ)に、目を引くニュースが掲載されておりました。
"Trolls World Tour" Breaks Digital Records and Charts a New Path for Hollywood (「トロールズ ミュージック★パワー」がデジタルでの売り上げを記録、ハリウッドの新しい方式を作ってしまったわよ!)
日本では今のと
ディズニーがほほ笑む、劇場公開されなくても、アカデミー賞の対象に
ITM(InsideTheMagic)というディズニー関連のビジネスニュースサイトがあります。新型コロナウイルスが確実に毎日エンターテイメント業界の根幹を変えていく中、今日も興味深いニュースを見つけました。
"Movies Released Straight to Disney+ Now Eligible for 2021 Oscars(劇場公開されずにDisney+で初出しの映画だとしても、2
日本の有料放送を思う
digitalstudioから面白い記事を見つけました。"What Lies in Store for the Media Box Market in 2020 and Beyond?"というFuturesourceのリサーチ記事です。有料放送がストリーミングにより劣勢に立っているが、多くはまだトラディショナルメディア(放送)とIP(インターネット)とをSTB経由で設置しているハイブリッド型だとい
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