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コンパクトシティとは

コンパクトシティとは、住まいや公共交通、商業・医療・福祉施設などを集約し、郊外に居住地が拡散することを抑えたサステナブルな都市構造や、その都市政策のことです。都市機能を集中することで、生活サービスの維持やサービス産業の生産性の向上などを目的としています。

コンパクトシティという言葉は、1973年頃にジョージ・ダンツィヒとトーマス・L・サーティが造った造語で、環境問題や人口減少など近代都市における問題に対する将来の都市のあり方を再定義する上で生み出されました。

同義
アメリカでは「ニューアーバニズム」
イギリスでは「アーバンビレッジ」

コンパクトシティのメリットとしては、次のようなものがあります。
・福祉・商業等の生活サービスの持続性が向上する
・これらのサービスに徒歩や公共交通で容易にアクセスできるようになることで、外出が促進され健康の増進につながる

一方、デメリットとしては、都市部での生活は郊外での生活よりも費用が掛かってしまうため、多くの住民の負担を増加させてしまう恐れがあるといった点が挙げられます。

コンパクトシティは、日本の都市のスプロール化やスポンジ化といった問題の解決策として注目されてきました。日本では同時期に構想は始まりましたが、人口減少、高齢化などの社会課題が顕在化し始めた2013年ごろから本格的に議論されるようになりました。
コンパクトシティの欠点は何ですか?
コンパクトシティ化のメリットは?

都市のスプロール化とは、都市が急速に発展し、都心部から周辺へと無秩序・無計画に市街地開発が不規則に広がる現象です。一方、都市のスポンジ化とは、人口が減るなかで空き家や空き地がランダムに発生し、街がスポンジのようにスカスカになってしまう現象です。

スプロール化は、大都市への人口集中や地価高騰が原因で起こるとされており、計画的な街路形成がされず、道路や上下水道などのインフラ整備が行届かないため、計画的な都市建設が求められます。スプロール化の結果、農地や自然環境の荒廃につながり、交通渋滞を招いたり、災害に脆弱な街になるなど、広範囲にわたって都市機能が低下することがあります。

一方、都市のスポンジ化は、都市の大きさが変わらないにもかかわらず人口が減少し、都市内に使われない空間が小さい穴があくように生じ、密度が下がっていくことを指します。スポンジ化により、人口密度が低下し、まちの魅力の低下、生活利便性の低下、地域の価値の低下などさまざまな問題が起きる可能性があります。

富山県富山市は、2007年よりコンパクトシティ政策を推進しており、中心市街地活性化や公共交通機関の利便性向上に成功しています。郊外への人口拡散によって自動車依存度が高く、公共交通の衰退や市街地の低密度化が問題となっていましたが、街中移住推進事業やライトレールの開業などにより、中心部の居住人口を増加させることに成功しています。

福岡県福岡市は全国的に定評のあるコンパクトシティの一つです。愛媛県松山市は、城を中心に住宅が集中し、路面電車が高頻度に走るというコンパクトシティの手本のようなまちづくりが既に出来ています。
この点で、遅れているのが姫路城を中心に広い平野を持つ姫路市です。
姫路市は車社会で、

熊本県熊本市では、移住人口密度を維持することでバスの利用者を確保し、既存施設を活用したバス乗り換え拠点の設置によって、中心市街地の路線重複を解消しています。また、市電のバリアフリー化や再開発事業による中心市街地のバスターミナルの再生、商業やMICE施設の整備などにも成功しています。

大分市は、高度経済成長期に工業都市として発達しましたが、1970年代から都市の空洞化が進んだため、大分駅を高架化し、空き地が点在していた駅の南側に文化施設や芝生広場を建設するなど、コンパクトシティの計画を発表しました。これによって駅周辺にマンションが建設されたほか、地元百貨店が集まり、都市機能が集約され、町に活気が戻っています。

コンパクトシティの失敗例としては、次のようなことが挙げられます。
・費用問題からインフラ整備ができていない地域がある
・周辺の商店街と連携を取らずに進めた結果、売上が落ち込み経営が難しい状況になる
・郊外に対する規制ができていないため、大型店が郊外で営業を続けたり、新たに郊外に出店したりする
・郊外と都心部を結ぶ公共交通網が整備されていない

コンパクトシティ化に完全に出遅れた姫路市
徒歩や公共交通で行けない公共施設・観光地が多い
姫路市も交通の便が悪く20年以上前からLRTの必要性が言われていましたが、実現していません
令和30年ころよりコンパクトシティ+ネットワーク構想が始動する予定だとか。

中核都市? 公用車を使う政治家には分からない市民の足問題
交通手段が不便で高コストで人口が伸びない田舎街「姫路市」

姫路駅と飾磨区の交通は良い
広峰山麓(自衛隊駐屯地、姫路競馬場、獨協大学、東洋大学附属高校など)
鉄道で行けない場所にLRTが必要。姫路駅とはバスが充実。

点と点が繋がっていないバラバラな姫路市
姫路駅、中地、飾磨港方面
JR御着駅、山陽白浜の宮駅、姫路中央市場方面
それから北回り線
網干(山陽電鉄駅)、網干(JR網干駅)、青山西、青山東、日赤、高岡(姫新線駅)、今宿、書写山、広峰山、野里(播但線駅)、花田、別所(JRひめじ別所駅)、大塩(山陽電鉄駅・特急駅)を結ぶと鉄道空白地帯を北回りをLRTでカバーできるでしょう。高くて不便な神姫バスを減らそう!
JRの単線区間のローカル駅とも接続する案です。振替輸送にも対応。
山陽電鉄は的形駅(山に囲まれた低地の底)が大雨で水没しやすい。
JRは人身事故が多いなど、振替輸送で駅間が離れすぎて不便。

公共交通機関が無い観光地
ロッククライミングの名所「雪彦峰山」県立自然公園内にある「福知渓谷」
豊富な水量と巨岩が両岸に迫る山深い渓谷で、関西の風景100選、ひょうご風景100選に選ばれていますが公共交通機関がありません。姫路駅北出口からタクシーで雪彦山まで行くには約30分かかります。
温泉施設廃業しました。

無駄な施設(高い箱物)
・姫路科学館(アトムの館) ←姫路城の北側に作れば良かった
・姫路市宿泊型児童館 星の子館 ←光害が有る地域に何故作った?
・兵庫県立こども館 ←青山地区の公民館にでもしておけ、不要
・姫路市自然観察の森 ←森というよりは林です。手柄山に移転しろ

この4つの箱物は、青山という辺境の地にあり神姫バスでも行けません。(最寄りのバス停から徒歩30分)近隣住民の憩いの場?

西高東低
姫路市中心部より神戸側の開発が極端に遅れている。
山陽電鉄飾磨駅から大塩駅間の開発
JR姫路東駅から姫路別所駅間の開発は特に遅れている。

南高北低
姫路市は北部への交通の便が悪すぎる、車社会。
飾西・飾東より北部、広峰山より北部

徒歩や公共交通で容易にアクセスできるコンパクトシティからは程遠い街。
大改造のやりがいがある街ですが、だれが引き受けてくれるのでしょうかね

歴史的な名所
・姫路城:(徒歩でもいけますが100円ループバスあり)
・書寫山圓教寺: 不便(近くに鉄道なし)
・亀山本徳寺: 山陽電鉄亀山駅最寄り
・ダイセル異人館: 山陽電鉄支線の網干駅から

書写山円教寺(別途ロープウェイ料金)
神姫バス か タクシーしかない
08:15発 08:44着 (所要時間 約29分) [のりば10] 書写山ロープウェイ行
310円 20分間隔 25箇所停車 タクシーだと3600円です。

姫路セントラルパーク(別途入園料)辺境の地
神姫バス か タクシーしか無い
09:30発 10:05着(所要時間 約35分) [のりば14] 姫路セントラルパーク行
580円 30分間隔 17箇所停車 タクシーだと約5千円です。

セントラルパークからまっすぐ南の大塩町(特急停車駅)の駅南側に広大な塩田跡地がありました。

1990年広報姫路1月号より

姫路大塩のリゾート計画が正式に廃止
姫路の巨大リゾート夢破れ 半世紀前構想、バブル崩壊で頓挫 月末にも正式廃止(神戸新聞NEXT)2019年7月15日より

バブル期の計画は、現在のシーサイドゴルフ場を囲むように、マリーナや水族館、ホテルやショッピングモールなどの構想があったそうです。

今はメガソーラー発電所と産廃業者の巣窟に。
特に4社の産廃業者のうち3社は景観を損ねるタイプの業者で、周辺道路が汚らしくなってしまっていますね、リゾート拠点とは天と地ほどの差があります。産廃の塩田跡地で惨敗。

セントラルパークを大塩に作れば駅も近いし飛行場もサーキットも遊園地も巨大シーサイドホテルも作れる広さでした、特急停車駅もあるので、今の姫センの悩み、山奥で駅もなく「ド田舎過ぎて客が来ない」というのを解消できたかも知れない。
車での来園を推奨していますが、車離れが加速しているので今後は経営難に陥るでしょうね。

明石のたこバスが安いので羨ましいですね。(一律100円、障害者50円、敬老無料、1日券400円)
姫路市の人口が減り、明石市の人口が増えている理由も頷けます。

神姫バスさんにも特徴がありまして・・・
日本初のサウナバスを作ったということかな。
貸出もしているので大勢でキャンプイベントなどに借りると良いかも。

市民の足が・・・
「姫ちゃり」料金値上げ ドコモになって非常に高い使いにくい料金体系に
1日100円が、ドコモになって1日1650円に

旧:1日何度でも利用可能、1時間以内返却で追加料金無し 1日100円とシンプル
新:ドコモ)毎回料金 165円/30分、1650円(Web1430円)/1日 定期なし
2200円/1ヶ月、ただし最初の30分のみ無料で、30分以降は有料と複雑化

ドコモで改悪
1時間100円が30分165円に改悪
1時間以内なら何度利用しても合計100円から、毎回165円に改悪
1日100円から1650円に改悪
ドコモ来んなや https://docomo-cycle.jp/

新旧ともに車両スポンサーは西松屋さん アシスト自転車
どこも姫ちゃりは、ちゃり停留所が増えており、その点は便利になったと言える。

姫ちゃりは使わなくなりました。街なかで日本人が利用しているのは少ないようです。

市街地のマンション化が加速しています、城の街の魅力半減です。
住民税は増えるでしょうけど。

今のところ姫路市に良い話はないですね。
神戸市ともども順調に衰退中

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