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事業会社の新卒UIデザイナーが2年間で学んだデザインの上達の習慣20

お久しぶりです!前のnoteから1年くらい経ってしまいました…
その間、取り組んでいたサービスとプロジェクトが終了してしまいやっていたことをあまり表に出せずだったのと、新しい部署に異動していたのでバタバタしていました。

日々変化の激しい中貴重な経験をさせてもらっていて、ありがたい限りです🕊

改めて直近やっていることとしては、新規事業のチームでコンセプト設計からデザインまでを担当していて、0からの立ち上げを絶賛進めているところです!✊

入社して以来ずっと新規事業のチームにいて、「改善」というよりはソロデザイナーとして新機能を作ったりする立場にいることが多く、どういうものを作るべきかの勘やUI作成の経験値は上がってきたかなと思っています!

今回のnoteではdelyでのインターンからの2年間+社員になって1年半で学んだことを【デザインを作る上で意識すること】【普段の生活でやってみてよかったこと】の2軸でまとめてみたので、もし参考になれば嬉しいです〜

またつらつら書いていたら長文になってしまいました…

デザインを作る上で意識すること

■プロセス全体で意識すること(01~05)

01 . そもそも、を考えて言葉にする

デザインしていると、何が正解かわからなくなったり、自分が今正解に向かえているのかわからなくなることってありますよね。私はそれを防ぐべく、「このデザインはそもそも何のためにするんだっけ?」を常に明確に言葉にするように心がけています。

デザインをはじめるときに、「目的 」と「それを達成するための最低限の要件 」を明確に言語化してしまいます。そうすれば求められているデザインからブレることは少なくなってきます

ステークホルダーと議論する時にも役立つ✊

デザインを進行しているときも、

💭そもそも、何を達成できたらこのデザインは成功なんだっけ?
💭そもそも、ユーザーは何を課題に思っていてどうしたら解決できるんだっけ?
💭そもそも、目的を達成するためにこんなに機能が必要なんだっけ?

ときどき立ち止まって上記のことを実際に言葉にして残します。
(これが意外とムズカシイ)

序盤ほど意識できるんですが、色々な意見に揉まれた後などは忘れがちになってしまうので、気をつけたいですね 💡

うまくいかなかった時の例


02 . リサーチは、競合だけじゃない

デザインを作るとき、UIの参考になるものがないかリサーチをしますよね。
以前の私は、「競合」といわれるサービスの分析をして、仕組みやその効果を言語化し、デザインに落とすことが多かったです。しかし、参考にできるのは「競合」のサービスだけじゃないのです。

目的とする体験や価値を提供しているサービスが競合以外にもあるはずで、抽象度をあげて考えて探してみると、それを上手く表現しているサービスが見つかります。

例えば、情報量の多い部分を整理してユーザに分かりやすく快適なUIを提供したい!となった時、競合がうまくそれを表現し、価値を提供できているとは限りません。
そこで、「情報量が多いが整理されていて使いやすいな」と思ったサービスを思い浮かべて調べてみたり、「ゲームだったら情報量多いけどどうやって整理しているんだろう」というように考えて参考になりそうなUIを探します。
こんな感じで、普段の経験やサービスの性質を考えて見つけ出してみると、いいヒントが得られるかもしれません。

多方面からUIをリサーチしてみる

こういった引き出しを増やすには日頃いろんなサービスを使って、色々感じてみるのが結局近道なのかもしれませんね🚘



03 . 分析の対象を、目的に合わせて様々な角度から言語化する

リサーチしたことをデザインへ落とすためには「目的を明確にして」言語化して抽象化しておくのが大切なプロセスだと思います。

UIをみてただぼんやりと行う分析は、情報量がかなり多くなってしまうと思います。例えばパッと出しただけでも、「ロジック」「情報整理の仕方」「UIの目的」「グラフィック」など無数に分析できてしまいますよね。UIは、これらの要素が複合しているものです。

そのため、下記のように目的に合わせて分析をするのが、効率的で有用な言語化につながると思います!

「コンテンツの出し方を考えている。リサーチする中でこのサービスのコンテンツの出し方がユーザーとして使いやすいと思った。今回はこのUIからロジックとその効果を分析して言語化してみよう!その効果が出ているロジック以外の要因も考えてみよう」
という感じです✍️

目的が明確だとどこを分析・参考にすればいいか判断できる


04 . 発散と収束のフェーズを意識する、いまどこにいるのか?

いざ、デザインを作るフェーズになりました。おそらく、リサーチをして色々なアイディアが浮かんで様々なパターンでデザインを作っていくと思います。

そこでですが、デザイナーになりたてのころや、フィードバックをもらった後に、自分が今どの作業をしているのか混乱してしまうことがありますよね。

「ゴールにちゃんと向かえているのかな?」みたいな。

この悩みは、2つのフェーズを意識すると解決しそうです。

・「もう少しここをほって考えよう!」とどんどん作っていく段階(発散
・「これがいいかな?」と選ぶ段階(収束

があることを意識して、自分が今どのフェーズなのかを意識するとやりやすくなると思います。

自分が発散しているのか、収束しているのか、どのフェーズにいるか意識する

たくさん作っているけどまだゴールが見えてこない…という時は発散フェーズに留まりすぎていて、そろそろ収束のアクションをした方がいいかも!と気づいて前に進むことができます。

これは、デザインを作る時に限らず、何か意思決定をする時に役立つ考え方ですね!



05 . ちょっと未来まで描いて削っていく

新規のサービスや機能をやっていると、最低限の機能が、本当に「最低限」になってしまうことも多々あります。
ですが、UIを作るときは、最低限+の少し上手くいった将来のUIも考えるべきだと思います。

理由は、

・本当に最低限、目的を達成できる体験になっているのか?を考えられる
・その先の仕様をある程度示しておくことで実装側もその準備ができる
・メンバーの将来のモチベーションになる

からです 💭

そこからどの段階になったらここまで進化させたい、などのスコープを切っていくと、納得度の高いデザインになると思います。



■行き詰まりそうになったら(06~09)

06 . とにかく手を動かして作ってみる

最初の方向性を考えたり、みんなで口頭で議論したり、UIをつくらず考えることってありますよね。特に複雑な要件になると、全体像が見えにくいので作り始めるまでに時間がかかります。

そんな時、気軽な気持ちでパッと一度形にしてしまうと一気に進むことがあります。実際にデザインとしてみることで、ユーザーの気持ちになって考えられ、足りないところや重要なポイントがわかりやすくなります。そのため、次に何をしたらいいか見えてきます。また、他者との議論もしやすくなるので、不明確だったところがクリアになったりします。

考えすぎているなーと思ったら思い切って作ってみるのはとってもいいことだと思います!:)



07 . 人に頼ろう、人を巻き込もう、いろんな視点の意見を取り入れる

いろんな立場からの「いいデザイン」がある

デザインは、デザイナーが決めることが多いですが、一人では完結できないですよね。自分一人の視点では狭くなるし、もちろんビジネスを作るのは、様々な職種のステークホルダーです。

各立場からみた良いデザインは違っていて、それを集約して色々な目的が達成できるのがベスト、いいデザインなんだと思っています。

全てを包含することは難しいですが、悩んだら一次情報を集めるべくすぐ聞き、優先順位をつけながらできるだけ考慮したいです。

まだまだここは難しいですが、工夫していきたいです!



08 . 自分が提供できる意思決定の根拠は何か考える

7に関連して、各ステークホルダーは彼らなりの正解を持っていたりします。そして、デザイン面だけでは決められないこともあります。

そこで、デザイナーとして今自分が強みとして持っていてできるのは、デザインやユーザー視点に立った時に、こういうメリットデメリットがあるという意思決定の根拠をしっかり提供することだと考えています。

建設的な議論をして、納得できる答えを導き出したいものです!



09 . ユーザー(他人)になりきる

デザインができたら、何晩か寝かして、客観的にユーザーになりきって自分のデザインにダメ出しするのがより良いデザインを作るコツだと思います。
(とはいえ、割とパッと意思決定しちゃうのが最近の悪い癖なので少し反省)

作っていると、やっぱり仕様とかビジネス側の要求とか作り手目線になってしまい、ユーザーにとってわかりにくく使いにくいものになっていることも多々あります。

他人になるために、自分のデザインと、時間的に物理的に一回距離を置いていきましょ〜😪🛏



■デザインを伝える時(10~14)

デザインは、いいものができても他の人に伝わらなければ、説得できなければ前に進みません。デザインを伝えるスキルは、デザインスキルとして大きな割合を占めていると感じます。


10 . 息を吸って吐くように、とにかく自分のやっていること・頭の中を可視化する

文化や性格もあると思いますが、私は、自分がやっていることや考えていることを常に可視化するのを意識しています。
そうすることで、周りの人と連携しやすくなったり、常に思考プロセスを共有しているので、論点がそこまでずれることなく都度意見をもらいながら議論をスムーズにすることができます

また、デザイナーとしては複数プロジェクト(機能単位など)に関わっている場合も多いと思うので、その人がいまちょうど何をやっているかを見せるのは優先順位を決めたいPdMや上司にとって不安要素を取り除くことができるいい行いなのかなと考えています。



11 . Slackを長くなってもわかりやすく書く術を身につける

slackなどのテキストコミュニケーションにおいて、「興味を持って読んでもらえるか」そして「すっと要点と要望が伝わるか」が重要だと思っています🔍

これだけでnote一本書けそうなのですが、伝え方がほんっっっとうに大事だと思います。同じデザインでも伝え方次第で「全然ダメ!」にも「すごい良く見える!」にも変わります。

社内で、この仕事を一緒に成功させよう!!とともに頑張っている仲間とはいえ、何をいっているかわからないメッセージや、無駄に冗長で読む気が失せるメッセージはあまり読みたくありませんよね。

なので、箇条書きマークダウンや太字、絵文字などを駆使してデザイナーらしく視覚的にみやすくしたり、要点と要望をしっかり絞ってパッと目に入るようにする工夫が必要だと思います。

また、文字情報だけでなく、画像もとっても重要だと思います。例えば画像の切り取り方一つとっても、情報量が多すぎると何が言いたいかわからないなどの問題が起こります。

1つの画像に対し、1メッセージになるように気をつけたり、slackで簡単に理解できるようにslack用の図解画像を作ったりして、受け取り手に負担をかけないように工夫していきたいですね💌



12 . 根拠をしっかり伝える

絶対に根拠を持ってデザインする、って耳にタコができるほど聞きますよね。それを、しっかり伝えるところまでできるとベストだと考えています。

なぜ、そのデザインを検討したのか、決定したのか。

これは、知識がないと難しい場面もあると思います。
例えば、グラフィック的な要素の感覚的なことを伝えないといけない時など。ですが、ここを無理にでも言語化してみて伝える努力をすると、周りの納得感も高く進められるし、言語化した自分の知見にもなると思います。

また、根拠を伝える時のコツとしては客観と主観両方織り交ぜられると、よりわかりやすいものになると思います!



13 . すぐに話す

雑ですが、困ったらすぐに話しましょう!
特にリモートワークの日など、コミュニケーションが取りにくい時こそ、ライトで頻繁なコミュニケーションがスムーズな進行の役に立つと思っています。恥ずかしがらない!遠慮しない!(配慮はする)



14 Next Actionを常に意識して生きる

ミーティングや何かを誰かと話す時、それだけで満足するなかれ、です。
次のアクションを考えながら話すと、より効率的な仕事につながると思います。

次のアクションを話しながら常に意識しておくことで、「この場では何が決まれば次の動きができるのか」を考えることができるので、ミーティングの充実度が違います。
終わったら、可視化することも忘れずに、ぜひやってみてください!



普段の生活でやってみてよかったこと

ここまでお疲れ様でした。仕事仕事していて疲れてしまったので、いつも日常的に意識的にも無意識的にもやっていて、意外と役に立っていることを紹介します!☕️

■楽しく遊び、人やものと出会うこと(15~18)

15 . いろんな人に出会う

デザイナーに限らず、いろんな職種、産業の人、年齢の人、地方に住んでいる人、外国の人、会社勤めしているひとや学生、フリーランスをしている人などなど….様々な「自分とは違う」を持っている人と話すのがとても面白く好きです。

デザインと関係なさそうに見えますが、
いろんなバックグラウンドの人と話して価値観を知ったり考え方を知ることは、人間への理解を深めることにつながると思います。
そうやって集めて自分にたまっていく人間や社会に対する知見は、デザインを考える時の視点の幅を広げると思っています。

さらに直接的には、その人の周りのこと・流行っていることを教えてもらえたりするので、デザインやビジネスのアイディアの幅が広がっていると感じます。



16 . 趣味を目一杯楽しむ、世界を広げる、新たな世界に出会う、本を読む

色々な場所に出向いて、街やお店を眺めてみるだけで本当に多くの刺激があります。何でここはこんな活気があるんだろう。落ち着くんだろう。など考えるだけでも、学びがあります。

特に住んでいる地域から離れるほど、その違いが大きくなるので遠くへ旅行に行くことがとても好きです✈️
この間は、4年ぶり海外で、韓国のまちを炎天下の中練り歩いていろんな、ことを感じられた気がします。

韓国のポップな色合いが素敵な開放感あふれるカフェ


17 . PinterestやInstagramを自分の好きで溢れさせる

グラフィックデザインが上手くなりたいな、と思った時尊敬するグラフィックデザイナーの先輩に教えてもらった方法です。
PinterestやInstagramで自分の好きなものを集めるだけ。

そうすると、自分の好きなものに気づくことができると同時に、「なぜ好きなのか?」を考えることになります。勝手に、「いいもののいいところ」を分析できてしまっているのです。

・ピンクと緑の組み合わせが好きなんだなーと気づく
・シェイプに惹かれる
・タイポかわいい!
など、自由に感じるだけでも、自分の知識になっていると思います🎨

私は、好きこそものの上手なれ理論と勝手に命名していますが、勝手に観察力がつくこの方法はとってもおすすめです!

余談ですが、Instagramや、Pinterestでぐるぐる回遊していると、自分は花瓶にものすごく惹かれていることに気づきました。実際に花瓶を見て回って購入して…と、自分の好きを突き詰められて楽しかったです🌼

たぶん、デザインスキルだけじゃなくて、人生の充実度も上がります。

お部屋のデザインもデザインセンスアップの一環


18 いろいろなものをデザインして遊ぶ

作るハードルを下げるという意味では、趣味のイベントに際して何かを作ってみるのもとてもいいと思います!最近は、キャンプや旅行のしおりを作ってみたり、アートを買って部屋作りを楽しんでみたりしています🌷

キャンプのイラストを描いてみました
実際にイベントがあるとやる気でる🔥

趣味でデッサンも始めたのですが、とても楽しいです!

半年細々続けている趣味のデッサン

■健康(19~20)

19 . 体を動かす、汗をかく

デスクワークは本当に運動習慣を作るのが難しいと思います。
私は、サウナや運動で汗を流して、肩こりを解消しています。
この間は初めてテニスをやって難しかったけど楽しかった!

夏だけど、たくさん運動したい!🌞



20 ご機嫌で楽しくいること、ユーモアを忘れない

毎日働いたりデザインしたり、山あり谷ありだと思いますが、
嫌なことがあったら、おいしいもの食べて寝てまた頑張ろう!🍕



長文でしたがnoteを選んで読んでいただきありがとうございました☺️
よい日になりますように!




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