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子育てに疲れたら、読んで欲しい。「ママのためのシュタイナー教育入門」

皆さんこんばんは、子どもとの関わりを大切にしたい、ミドサー主婦honaです。

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さて今日は、最近読んでいてオススメの本を、ご紹介したいと思います。

それが、こちら。



「ママのためのシュタイナー教育入門」

ドーリス シューラー (著)
鳥山 雅代 (翻訳)



「日本で子育てするお母さんを、応援したい」という強い想い

私が、シュタイナー教育と本格的に出会ったのは、我が子が通う幼稚園。

シュタイナー幼稚園、とは明確に謳っていませんが、建具から玩具、行事に至るまで、シュタイナーの保育をかなり取り入れている、と感じます。

私は幼稚園での保育、子供との関わり方に大変共感して、シュタイナー教育についてこれまで本をいくつも読んできました。

なので、この本も、「シュタイナー教育」という言葉にひかれて、購入しました。

とは言っても、ご安心ください。
こちらの本は、シュタイナー教育について、ガチガチに説明されていて、勉強するような、小難しい(?)本ではありません。

シュタイナー教育で大切にしていることを伝えることで、日本のお母さんの子育てを、応援したい。

という、著者のドーリス・シューラーさんの思いが込められている、と感じる一冊になります。


だって、冒頭からこんなメッセージがあるんです。
これだけで、心が救われるような気がするのは、私だけかな。

正解のない子育ての日々を
今日も生きている
勇気ある
日本のお母さんへ


「ひととき、全身で向かう。」


私がここまで読んでいて、今まで耳にしたことはあったけど、やっぱり大事だよ。なって改めて実感したことがあります。

それが、子どもと100%向き合うひととき、です。

『ひととき、全身で向かう』

こんなちょっとしたことのちがいを感じてみるのはどうでしょう。
こどもと話すときに、首をちょこっとこどものほうに向けて話すのではなく、こどもの正面を向いて、話す。そのこどものまんなかに向かって話しかけます。
何かこどもが話しかけてくるときがありますね。いつもいつもではなく ても、こどもがなにか話したそうだな、と思ったら、なあに?と言って、ちょっと仕事の手を休めて、それから聞く。
(中略)
小さければ小さいほど、この全身で向かうということが、とても大切になってきます。こどもが一日数回でもこの経験ができたら、彼らはその一 日を満足してすごすことができるでしょう。もうそれで充分だ、ということになるんです。

『こころもおなかが空く』

一日、何回かは、そんなふうに本当にこどもとつながるということ、内側から流れてくるものを渡すということ。それを経験すれば、こどもは数時間くらい、それを必要とせず、自分で遊んだりひとりでいたり、いろん なことができます。

それは食事にちょっと似ています。たとえば、おいしい食事を、一日に 二、三回食べたら、ずーっと食べる必要はなくなりますよね。しかし、ま ずい食事を食べたら、どこか不満足で、いつもおなかがすいている、なん だかだらだら食べてしまう、という状態になる。こどもに向かう姿勢も食事と似ているのではないでしょうか。


あ~、そうだよな~~と耳が痛くなるお話、です。私にとっては。

私自身、以前こんな記事も書いてるくらい、子どもとちゃんと向き合う事ってすごい難しいな、と感じています。

今回こちらの本を読んで、改めてちゃんと子供の「ママ、あのね」を聞く時間を設けよう、と思いました。

特に息子は、4月から小学3年生。
最近、私達親から少しずつ離れて、自立していると感じる瞬間が、多々あります。
これから、「ママあのね」は、もっともっと少なくなっていくんでしょう。

そう考えると、彼が「ママあのね」って言ってくれることは、私たち親にとっては、彼に愛情を伝えるチャンスをもらっているんだ、と思うのです。

以前の記事でも同じようなこと言ってたかもしれないけど、例えばご飯の時、お風呂の時、もしくは子供が話しかけてくれた時。
1日に本当に1回でもいいから、子どもに心も体も100% 向けて会話をする。
それを半ば自分に強制的に、課して、習慣にする。
でないと私、絶対後悔すると思う。

この本が、そう気づかせてくれました。


翻訳が、素晴らしい


もう1つ感じているのは、訳者の方の言葉選びや表現が、内容にピッタリだなぁということ。

と言っても、原書を読んでいるわけではないのですが(^.^;

それでも読んでいると、子育てに悩み、迷い、出口のない思いをしている不安なお母さんたちに向けて、優しく、丁寧に、お母さん達が共感できるように、表現が選ばれている気がします。

まるで自分の母親に、すっぽり包んでもらっているような、ほんわりと暖かな愛情を感じられて、何度も泣きそうになる。
それはきっと、訳者の鳥山さんが、著者のシューラーさんの思いを丁寧な翻訳にのせてくださっているからこそ、なのではないかと思います。



さいごに。子育てに悩む方に、ぜひ読んでみてほしい


もし今この記事を読んでくれているあなたが、少しでも子育てに関して不安や悩みを感じているようでしたら、
是非こちらの本を開いてみてほしいです。

きっと肩の力が抜けると、思います。



では、今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!



hona


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