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子どもがやりたいけど出来ないことは、ちょっと頑張ればできそうな課題に設定し直してみる。


ちょっと頑張ればできそうな課題を設定すると、モチベーションを保ったまま効率的に上達することができる。

それを今日、体感しました。
それは、小一の息子と折り紙の手裏剣づくりに取り組んだときのこと。

折り紙の手裏剣は、2つのパーツを2枚の折り紙でそれぞれ作って、組み立てて完成させると思いますが、息子はその組み立てがどうしてもうまくいかないから嫌だと言っていました。

そうしたときの子どもへの関わり方として、「できないって言ってないで自分でやりなよ」って丸投げしたり、「じゃあやってあげる」とこっちで丸まぶりするような、0か100の関わり方は、ついやってしまいがちです。
しかし今回はまず、彼が自分でできそうなレベルからやってもらうように、関わってみました。

まず、第一段階
手裏剣は表裏の2つの面でそれぞれ組み立てる必要がありますが、片面だけ私が組み立てるのを見せて、折り紙が安定した状態で、息子には反対側の面を組み立ててもらいました。

そうすると、ちょっとしたら自分で組み立てられました!
笑顔で「できた!」と言ってくれました^^

よしよし、いいぞ、いま成果報酬が彼に沸いてるぞ〜と思いながら、次の手を考えました。

案の定、次の手裏剣も作りたいと言ったので、第二段階。
両面とも組み立ててないけれども、組み立てやすいように折り目をつけ、渡しました。
また、「きれいに折っておくこと」というコツを一度だけ伝えました。

すると、ちょっと苦戦したけれども、また組み立てることができました!!

そして、またひとつ作りたいというので、第三段階。
最初から自分で組み立てるところからやらせてみましたが、どうにも上手くいかないようで、またブーブーキーキー言い始める。笑

私が一度請け負おうと組み立ててみるけど、なかなか組み立てられない…何度やってもうまくいかない…。折り目をきれいにしてもダメ。。
一回投げ出しそうにまでなりましたが笑、冷静になって、さっき作った手裏剣を一旦解いてみて確認したら、2つのパーツはそれぞれ向きを逆にして歌えないことに気づきました。
これまでは、なぜか奇跡的に、全部逆の向きで2つのパーツを作れていたみたいで、私も子供も気づかなかったのでした。

そこで私がパーツの1つを反対側に折って、組み立てやすいようにちょっと折り目をつけてから渡しました。
また、「大人だってこんなに色々考えて試してみて、実行してみて前に進むんだよ」というような内容を、いっしょに伝えました(このメッセージは届いているか疑問ですが汗)。

すると・・・

「・・・ぼく、下手だよぉぉーーー」

と言いながら、自分だけで最後まで組み立てることができました!!やったー!!!

ちょっと折り目はつけていたけど、このステップを経たことで、最後までモチベーションを切らさずに進むことができたし、彼の自信が少しでもついているんじゃないかなと思います。

こうやって、「自分がちょっと頑張ればできる」くらいのレベルを、少しずつクリアしていく」ことで、やる気をモチベーションを保ったまま、少しずつ少しずつ上達していくことができるんだなと実感しました。

子どもの発達に関して、ヴィゴツキーが「最近接領域」として、現時点で自力で課題を解決できる水準(現下の発達水準)と他者の助けを借りれば解決できる水準(潜在的発達水準)の差を示しています。

つまり、既に一人でできることと、まだ自分ではできないことの間にある、一人ではできないけど、外部の助けがあればできる領域のことを指し、この領域での学習が効果的な成長・発達を促すことが期待されている、ということです。


細かい点ではすこし違うかもしれませんが、今回息子が経験した事は、この最近接領域に似ているなと思います。

今までも何度も手裏剣の組み立て自体もやってきているので、試行錯誤の回数が足りない面もあると思いますが、そもそもその回数を続けていくためには、やる気・モチベーションを保つ事が不可欠で、そのためには「ちょっとできる」達成感、成果報酬を感じることが必要だと思っています。

こうして子供と関わるには、今子どもがどのぐらいのレベルで、だからどういうレベルで関わればいいのかも考えて関わる必要があるので、簡単ではありません。
でも、そうやって子供と丁寧に関わっていく方が、子どもが最終的に到達する地点は高くなるんじゃないかと思います。

すべてのことに、今回のように関わるのは結構難しいかもしれません。
それでも、今回感じたことを忘れず、常に子どもの様子を観察しながら、関わっていきたいと思います!


では今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!



hona

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