2月第1週 今週の「本の話」 ベスト3!
3位★1年前に殺人事件が起きた踏切を調べる記者…「幽霊としか思えない現象」に遭遇した時、メディアはどんな対応をするか
読者を興奮の渦に叩き込んだ傑作『ジェノサイド』から11年、待ちに待った高野和明さんの新刊『踏切の幽霊』は、1994年冬、東京・下北沢で起こった怪異の全貌を描き、読む者に慄くような感動をもたらす幽霊小説の決定版です!
大矢博子さんによる、レビューをご紹介します。
2位★第10回「高校生直木賞」候補作決定!
全国の高校生たちが集まって議論を戦わせ、直近1年間の直木賞の候補作から「今年の1作」を選ぶ、高校生直木賞。高校生らしい着眼点と瑞々しいセンスに溢れる討論は、毎回白熱し、数時間に及んできました。
今年5月21日に選考会が開催される、第10回の候補作をご紹介します!
1位★デビュー作品が25年にわたる人気シリーズになったわけ――山本一力が語るあの頃といま
人情味あふれる時代小説で人気の山本一力さん。単行本デビューは2000年の『損料屋喜八郎始末控え』で、以来、作品はシリーズ化され、今回第5弾となる『固結び』が刊行されました。刊行にあたり、山本さんにデビュー当時のことやシリーズへの想いを語っていただきました。
●今週のポッドキャスト
Book for The Star~BTSを読む
オール讀物編集部員がお届けするBTS×BOOKにまつわるお話。韓国で大ヒット中の「THE FIRST SLAM DUNK」。実はBTSの楽曲でも、主人公の桜木花道が歌詞に登場しています!オール讀物で「妙齢おねいさん道」を連載中の伊藤理佐さんの人気作とBTSの意外な関係とは? 多くの日本漫画に親しんでいるBTSの日本オリジナル曲にはあの三国志演義の名エピソードが…BTSメンバーにもおなじみの三国志。宮城谷昌光さんの『三国志名臣列伝 蜀篇』で深堀りしてみては?
【本の螺旋階段⑦】高野和明『踏切の幽霊』の結末に思わず涙が……!の巻(ネタバレなし)
東海地方を襲った寒波に震えながら集まった秘密結社【本の螺旋階段】ですが、いざ高野和明さん11年ぶりの新刊『踏切の幽霊』(文藝春秋)について喋り出すと心も身体もヒートアップ!
「いいねえ」「ほんとにいい……」結末の余韻と美しさを語るメンバーの目にはうっすらと涙が……! 高野さんにしか書けない社会派推理幽霊長編。強烈にオススメです!
<今週の「本の話」 ベスト3!>第3位の記事と合わせてどうぞ!
【翻訳の部屋⑨】『Humankind 希望の歴史』性善説の伝道師ルトガー・ブレグマンってどんな人?
「世界一忖度のないジャーナリスト」「若い世代の希望の思想家」――世界46か国でベストセラーになっている『Humankind 希望の歴史』の著者ルトガー・ブレグマン氏の素顔とは?
来日した著者と日々をともにした編集者が、若き知性の人間性と思想の根幹に迫る。「日本人は働きすぎ!」「ムダな仕事が多すぎる!」「早く帰らなきゃ!」と叱られた話など、面白エピソード満載の「翻訳の部屋」!
#高野和明 #踏切の幽霊 #高校生直木賞 #山本一力 #固結び #伊藤理佐 #オール讀物 #宮城谷昌光 #三国志名臣列伝 #Humankind #ルトガー・ブレグマン
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