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40代になって初めてきちんとゲイであることに向き合い始めた人のnote

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最近の記事

人生で初めて恋愛感情と向き合った

オンラインチャットの彼との話は、これで終わりにします。 一生モノの出会いの終わり 音信不通からのチャット復活。そしてまさかのインスタ交換。このまま一歩一歩進んでいけば、もしかしたら実際の知り合いになれるんじゃないか。自分の人生を変えようと試みるきっかけをくれた人と友人となり、今後の人生の中で付き合いの深さはわかりませんが、その関係を多少なりとも続けられたらどれだけ幸せなことか。行動することでこうやって未来は開いていくのか。そんな気持ちでした。 当時のメモ日記。 しかし

    • ついに、リアルの知り合いに…?

      カミングアウトを決意してから、色々なことを並行して取り組んできたので、書き記したいことも色々あるのですが、一旦オンラインチャットの彼との話を終わらせてしまおうと思います。 音信不通~自分で区切りをつけるためのメッセージ 仕事の都合がつけば会えるかもしれない、という言葉を真に受け、会える確証はないものの、彼の住む地域に旅行がてら遊びに行きました。 結局予定当日になってようやく連絡がつき、ごめんなさい、と返事が。失意のまま帰宅し、その後音信不通に。 会いに行ったのが昨年の5月

      • そうだ、カウンセリングに行こう

        オンラインチャットの彼との話に戻ります。 会ってもいいという言葉を真に受けて、彼の住む地域に遊びに行ったものの会えず、結局その後音信不通になってしまいました。 もう関係は終わりなのだということを受け入れるのに、1ヶ月ほどかかりました。 素性まで明かしてもらっていたことや、生きることや趣味の話についてかなり深く話し込んでいたり、彼の方からチャットに誘われることもあったり、そして何よりも彼の人間性を尊敬していたので、「音信不通」という一方的な仕打ち(もちろんこれもこちらからの

        • いやらしさは美しさ

          自分の人生を取り戻す一年にしようと決めてから、いろんな本を読みました。 生きるとはいったいどういうことなのか、自分なりに知って考えていく助けにしたかったのです。 エーリッヒ・フロム、岸見一郎、國分 功一郎、土門蘭、ミヒャエル・エンデ、尹雄大、、 変わっていく思考のきっかけが欲しかったし、なぐさめも欲しかった。厳しい言葉も受け止める気持ちではあったし、一方で少しは今までの人生も認めてあげたかった、というのが本音で、そんな文章を本の中に探していました。 早川義夫さんのことは知

        人生で初めて恋愛感情と向き合った

          自分の人生を取り戻す一年にする

          オンラインチャットの彼との話ばかり書いてきましたが、昨年の年初に近い人たちにカミングアウトをしてみると決めた時に、もう少し大きな目標として 「自分の人生を取り戻す一年にする」 と決めました。 周囲の顔色を覗ってきた人生。自分で何かを決めて動くということが得意ではありませんでしたが、なぜかその時はハッキリと心の中で決められたのです。 自分の中に、本当にこのまま放っておいたら、人生が終わるという感覚があったのだと思います。 加えて、上記の目標とともに、ある条件も決めていま

          自分の人生を取り戻す一年にする

          本心で願うことに向き合った結果

          失意の旅からの帰宅後、しばらくしてからまた連絡してみました。 その時の返事は、ちょっとバタバタしているので、また日程調整させてください!というものでした。その後少し時間を空けて連絡してみるも、返事はなし。二度、三度と連絡してみましたが、いずれも返事は返ってきませんでした。 今までも返事がないことはありましたが、たいていはもう一度連絡すると、すみませんバタバタしてみました!みたいな感じで返ってきていましたが、今回は何度連絡してもなし。 はじめは忙しいのかもと思うようにしていま

          本心で願うことに向き合った結果

          地獄とはこれか

          会えるのか、会えないのか。 リアルの知り合いになれるのか、なれないのか。 その気持ちに決着をつけたくて、希望と失望のジェットコースターに乗り続けるのももうしんどくて、決行することにしました。 一応チャットを重ねる中で、何度か相手から「ご案内しますよ」とか「(飲みませんか?)いいですよ」とか「都合つけば一緒に(その趣味の場所に)行きましょうか。(いいんですか?)別にいいじゃないですか」なんてやりとりをしていたので、うっすら期待もあったのです。 こちらも多少盲目になっていたとは

          地獄とはこれか

          感情ジェットコースターの日々

          ゲイであることを明かしてからは、2週間に一度のペースでチャットをすることが習慣となりました。 2週間というのは、なんとなく。毎週だと申し訳ないし、2週間ぐらいがちょうど良いのでは、という感じ。 話す内容はもちろん性的な会話はなくなりました。基本的には彼が熱中するある趣味の話。自分もその話についていけるように、その趣味を始めて経験を積んでいったのです。 好きになるとはすごいパワーが生まれるもので、正直彼と話すようになるまでは全く興味がなく、自分とは違う世界の人たちが楽しんでい

          感情ジェットコースターの日々

          もう一つのカミングアウト

          オンラインチャットの彼へのカミングアウトは少し手順を踏みました。 まずカミングアウトする前に、今までチャットをしていた女性を装ったアカウントとは別に、本名(下の名前のみ)かつ男性としてのアカウントを新たにつくり、チャットを申し込んだのです。 その頃の彼への感情は正直恋愛感情だったけど、もっと言えば、この出会いは人生一番なものという思いが強く、そのぐらい人としての魅力に虜になっていました。だから関係を失いたくなかったんです。もちろん付き合いたいなんてことはこれっぽっちも考え

          もう一つのカミングアウト

          40代のカミングアウト

          iPhoneのメモにこう残っています。 2023年新年早々のメモです。 オンラインチャットの彼のことが大好きになり、はじめは性的な会話の楽しみを求めていたのが、次第にその人間性に圧倒され、教えてくれる考え方や言葉に惹かれ、自分の状態と比べるようになっていました。 もちろんオンラインサービスの相手に、しかも自分は女性と偽って接している人を好きになる、そんなこと普通じゃないことは当時も理解はしていました。ただ本当に人生初のレベルで、理屈関係なく相手のことを好きになっていました

          40代のカミングアウト

          初めて人を本気で好きになった

          その人との出会いは、2022年10月のことでした。 出会いといっても、オンライン上のことですが。 最初から躊躇なく自分自身の話をしてくださる方で、私の目的は性的な会話を楽しむことだったので、すぐにそういった内容に移行しましたが、包み隠さず(実際のところはわかりませんが)奔放な経験談を話してくれました。 非常に爽やかな人柄であるのに、一方で大胆に不倫などもしているところにも惹かれてしまい、見た目もタイプだったので、自分もアカウントを変えながら何度もお話をしていました。 当時

          初めて人を本気で好きになった

          きっかけ

          ※ヘッダー画像は関係ありません 自己紹介にも書きましたが、40代に入るまで、ゲイであることにきちんと向き合ってきませんでした。 向き合ってこなかったというのはどういう意味かというと、曖昧にしてきたということです。 自分の中では明確にわかっていました。もう小学生の時から。 自分でも覚えています。通っていたスイミングスクールの男性の先生の姿に子どもながらドキドキしたことを。 にもかかわらず、それを明確なものにしませんでした。わかってはいるけど、でもどうにかなるんじゃないか、と

          きっかけ

          自己紹介

          こんにちは。 44歳の男性です。 この歳になって初めて自分がゲイであることにきちんと向き合い始めました。 もちろん、小学生ぐらいからそうである自覚はありました。 ただ、それをずっとうやむやにしながら生きてきました。 明らかに性的に魅力を感じるのは男性なのに、とはいえ自分は女性とお付き合いして、なんとか結婚できるのではないか、となぜか漠然と思い続けてきました。 なんとかなるのでないだろうか、と。 つまり、ちゃんと向き合っていなかったということです。 そんな姿勢は、恋愛や結

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