アーユルヴェーダ

那須のパン屋さん、
「クローチェ」に遊びに行ったら、
アーユルヴェーダの施術師が
いらっしゃっていた。
雰囲気のある女性でマダムと
お嬢さんにマッサージを行うという。
ボクも受けさせていただけることに。

アーユルヴェーダによる今回の
マッサージは頭だけをオイルで行うもの。
20種類もの薬草が含まれたオイルは
タイラと呼ばれ温められている。
仰向けに寝て深く呼吸を行い、
心身をリラックスしてから始まる。
タイラが垂らされマッサージされる。

タイラはゴマ油が主体のオイルで、
ココナッツヤシやセイタカシオバラ、
ベンデルカラタチ、タカサブロウ、
ヒマラヤスギ、カルダモン、カンゾウ、
バンウコンやモッコウなどのエキス。
ゴマ油は皮膚に浸透しやすいので、
薬草などのエキスも一緒に肌から入る。

指圧のように強くはないけれど、
ツボを押してゆくマッサージだ。
リンパなどもゆっくり揉み解してくれる。
インドのヒーリング音楽もかかって、
音楽による療法も同時になされる。
ゆったりとやさしく施術されて、
天にも昇る気持ちよさである。

施術が終わると目がぱっちり、
視力改善にも役立つという。
美肌や育毛、睡眠効果もある。
なにしろ体の毒素が抜ける
デトックス効果が高いという。
アーユルヴェーダの意味は
「生命の知識」である。

白衣に包まれた施術師の
荒井明美さんが自分の気を
ボクに与えてくれたのだろう、
集中したマッサージだった。
彼女のシュクラベーダという屋号は
「輝く金星」という意味だそうだ。
今晩はぐっすりと眠れそうである。