ラグビー日本代表!

姫野和樹がラックの密集から
ゴールに飛び込んでトライ。
キックも決まって4点差になった。
ノーサイドまで残り時間は1分、
世界最強のオールブラックスを相手に
ワントライとれば逆転で試合が終わる。

30秒もあればトライが挙げられるのが
ラグビーというゲームだ。
たとえ80分のブザーが鳴っても
マイボールなら戦い続けられる。
行けっ!ニッポン、トライだ!
6万5千人の大観衆が熱狂する。

しかし、最後の最後に
ボールを奪われ思わず反則。
オールブラックスがシュートを決めて
ノーサイドの笛が鳴った。
31対38で惜しくも負けてしまった。
でも最後まで粘り続けたニッポン。

ラグビー戦士たちは戦い続けた。
35年前はオールブラックスに
100点もとられた日本代表が、
今や南アフリカやスコットランド、
オーストラリアにも勝てるのだ。
進化し続けるラグビー日本代表、
来年のワールドカップフランス大会では
さらに大暴れして欲しい!