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17音に思いをこめて

今日は「8(は)1(い)9(く)」の語呂合わせから『俳句記念日』となっています。昨今の俳句ブームの火付け役ともいえる某バラエティ番組の影響もあってか、若い世代にも人気となっている「俳句」。正岡子規、種田山頭火、夏目漱石など多くの著名な俳人を生んだ愛媛・松山は「俳句の聖地」と言われています。

福井にも皆吉爽雨(みなよし そうう)という俳人がいました。地元の中学を卒業後、勤務先の先輩の影響で句作を始め、正岡子規の高弟にあたる高浜虚子に師事した。福井の情景やエピソードを詠んだ句や随筆を多く残した彼は

「詩情豊かに四季を表出する俳人」として人気を博しました。

俳人・皆吉爽雨(みなよし そうう)


それでは「菓子工房ポコアポコ」の看板商品、”バウムクーヘン”で一句。


”バウムクーヘン 穴映る 夏の虹”


縁側でバウムクーヘンを食べながら、ふと空に向けて穴を覗くと虹が見えたという一句。まぁ、普通の句ですね。ふだんの何気ない出来事をわずか17音に込める俳句。なかなか奥深い世界です。お菓子を食べながら一句を考えてみるのもいいかも知れませんね。

【今日のおすすめ】
・レアバウム <プレーン> (250円)








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