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福井の名物/福井の梨(若狭・あわら)

 厳しい残暑が続いていますが、今週は雨の予報という地域も多いよう。
少しずつ、秋の気配が近づいているようです。秋になると『○○の秋』という言葉を聞きますね。”食欲”・”芸術”・”行楽”・”スポーツ”・”実り”など、色々なフレーズに使われています。みなさんは、どんな言葉が当てはまるでしょうか。暑すぎず、寒すぎもしない秋は、過ごしやすい季節ですね。

○○の秋、皆さんは何を思い浮かべますか?

 そんな今日は、秋においしい”あの果物”の話題。梨は、夏から秋にかけて収穫される果物。酸味があるものや甘味のあるものなど、様々な品種を楽しめるのが魅力で、はじけるようなみずみずしさが人気の『梨』。おいしいですよね。調べてみると、梨は日本にも原生していたと考えられており、弥生時代の遺跡から炭化した種子が発見されています。あの”日本書紀”にも栽培の記録が残っているほど、歴史があるフルーツだったそうです(初耳!!)

シャキッとした食感でみずみずしく自然な甘い香りが特徴の「梨」


 福井県でも比較的温暖な気候で果実栽培に適した、坂井市とあわら市にまたがる丘陵地や若狭町などで栽培されています。若狭町の岩屋(いわや)地区では10軒ほどの梨農家が”二十世紀”や”王秋”(おうしゅう)など5種類の梨を育てています。大正時代、この辺りは養蚕業(ようさんぎょう)が盛んでしたが、第2次世界大戦の影響で蚕のエサになる桑畑が減少。その代わりとなるものを試していたところ、上手く栽培できたのが『梨』でした。昭和30年代に始まった梨園は年々広がり、最盛期には30軒近くが営んでいました。

 残念ながら『菓子工房ポコアポコ』には梨を使ったお菓子はありません。しかし『くりーみぃチーズ りんごタルト』というりんごを使ったクリームチーズタルトがあります。りんごの甘い香りがほんのり香るタルトです。冷やすとより美味しく召し上がっていただけます。ぜひ一度、お試しください。

冷やして美味しい『くりーみぃチーズ りんごタルト』

 

 

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