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穴の開いたもの同士、侮れない美味さ

 寒くなってくると食べたくなるものの一つに「おでん」がありますよね。
鰹節と昆布で取った出汁に味付けし、”種”と呼ばれる様々な具材を煮込んだ日本の冬に多くの家庭で食べられる料理です。今では、コンビニエンスストアで買うという方も多いかと思います。(例の病以降、買わなくなったが)

 大根、卵、こんにゃくの他に、はんぺんや焼き竹輪などの練り物などが具材として入ります。竹輪と聞いて、思い出すのが小学生の時に学校の仲間と体験した”竹輪作り”のこと。竹棒に魚のすり身を巻き付けて焼いていくのですが、なぜか焦げ目がつかず「色白な竹輪」が出来上がったという思い出。
(色が白かったので火は通っていたはずだが、なぜだったのかは謎のまま)

 棒に巻き付けるといえば「菓子工房ポコアポコ」の「バウムクーヘン」も芯棒に巻き付けて、一層ずつ丁寧に”辛抱強く”炎と対話をし作っています。

 見た目はシンプルですが、実際には焼けた層の色やバランス、生地の独自性などお店の個性が非常に現れるお菓子。そのため、発祥の地であるドイツの菓子組合では、おいしいバウムクーヘンが作れてこそ、一流の菓子職人と言われるほど、とても奥が深いお菓子。そんな、ドイツの伝統製法を厳守し作り続けている「レアバウム」を温かいドリンクと一緒にご賞味ください。

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