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課題図書「セカイを科学せよ!」読書感想文







2022年の課題図書

読書感想文の書き方


 夏休みも終盤。読書感想文を書くための原稿用紙と向き合い、涙目のお子さんも多いのではないでしょうか。親としても、アドバイスをしたくても難しくて頭が悩まされるものです。

 簡単な書き方をまとめました。


材料を集める

 読書感想文を書くためには、そのための材料を集めなければいけません。材料を集めると言っても、気負う必要はありません。本を手に取って感じたこととか、表紙を見てどう思ったか、その本との出会いはどこなのかなど、本の中身とは直接関わりのないことも材料になります。

 もちろん、本の中身にも触れなければなりませんが、あるととっても便利なのが付箋です。よく、本に自分が感じたことを書き込んだり、線を引くのが良いというものを目にしますが、借りた本だったりするとなかなかそういう訳にもいきません。それに、書き込んでしまうとその瞬間に本の世界から離れてしまいます。そのため、私はあまりおすすめしません。

 おすすめは、心惹かれたシーンや気に入った言葉が出てきたら付箋を貼ることです。これだけなら集中力はそがれません。気に入った箇所には付箋を貼っていきましょう。きっと、一冊読み終わったころには本が付箋だらけになっています。


構成を決める


 次に、構成を決めていよいよ書き出します。作文を書くことに抵抗のある人は、なんとく書いては絶対にいけません。自分でも何を書いているのか分からなくなったり、段落がめちゃめちゃになります。そういう人をたくさん見てきました。構成を決めましょう。
 ではどうすればよいか、例をあげます。

1 本をよむきっかけ

2 あらすじ

3 本の印象に残ったこと(ナンバリングで書くと簡単です)

4 自分が主人公だったらどうするか

5 読む前と読んだ後で自分がどのように変わったか

6 これからどのように生かしていきたいか


 これらのことを書けば、かなり筆は進むはずです。
 実際に今年の課題図書である「セカイを科学せよ!」で読書感想文を書いてみました。作文を書くことが苦手な子を想定しています。有料になりますが、参考にして使ってください。




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