見出し画像

はじめまして。

こども薬膳をお伝えしている大森あやこです。


はじめてなので
『自己紹介』と『薬膳をはじめたきっかけと私の変化』について
お話したいなと思います。



こどもの頃から抱えていた小さな不調たち

特にこれといった持病もなく
大きな病気をしたこともありません。


でも、覚えているのは
度々、集会や体育の授業で
立っていたら目の前が真っ暗になった記憶。


なので保健室の常連だったし、
保健室の先生にも良くしてもらって、
看護師の資格を取りたいと思ったのも
養護教諭になりたかったからです。


あとは、とにかく寝付きが悪かったこと。
布団の中で何時間も眠れなくて、
寝る時間がとにかく苦痛でした。


だから朝は起きれなくて、
ソファで二度寝は当り前。


ひとり暮らしを始めた頃は
とにかく生理痛がひどくて、
あまりの痛みに脂汗と1mmも動けない恐怖で
救急車を呼ぼうかと携帯を握りしめながら耐えた記憶。


看護師として就職してからは
度々襲われるめまいやメニエール病、難聴、
とにかく耳鼻科系の不調が多かったんです。


結婚してからは
こどもを望んでもなかなか授かることが出来ず
不妊治療のために
仕事を調整しながら通い
心身共にどうかなりそうな日々でした。

二人目の産後は自分の体ではない感じ

不妊治療を始めるのと同時に
授かるために食生活を整えようと
無添加や無農薬・有機野菜、グルテンフリー、
ファストフードや総菜はやめて自炊したり、
ヨガを始めてみたり、


でも夜勤しながらの生活で
なかなか自炊だけではバランス良く栄養をとれなくて、
高いサプリを飲み続けたりもしました。

不妊治療は時間もお金もかかったし
いろんなことがあったけど、
ありがたいことにこどもを授かることができて、
今は小1の女の子と2歳の男の子のお母さんになれました。


二人とも妊娠中は
切迫流産、切迫早産で
自宅安静か入院だったので
私のマタニティライフの記憶は
家か病院の天井と点滴の映像ばかりです。


それでも一人目の出産後は
当時30代前半でまだ体力もあって、
ほとんど産後の不調はなく
マタニティライフを楽しめなかった分
とにかく動けることが嬉しかったんです。


それなのに二人目の出産後は
歩くのもやっとで
階段を上がれるようになったのは産後3か月の時で
あちこちの痛みが産後数ヶ月続いていました。


立ちくらみとめまい、
夜間の授乳で睡眠不足なのに昼寝もできず、


毎日、頭痛薬の内服が欠かせず
ひたすら便秘にならないようにと
そればかり気にした食生活でした。

すぐに病院で診てもらえないという不安

二人目の妊娠、出産、産後は
それまで当り前だった
いつでも病院受診、面会ができる状況になく
もしこどもの急病ですぐに診てもらえなかったら…
という不安が常につきまとっていました。


とにかくこどもたちが熱を出さないようにと常に気を遣っていたし、
受診できなくても家で看れるようにと薬を備えるものの


小児の薬を市販薬で揃えるには限界があって
家族の健康を守るためにはどうしたらいいのかと
いろんな情報を探し回る日々でした。

薬膳との出会い、整っていく心と体

私自身の産後の不調と
未知なる感染症に不安を抱いていたときに出会ったのが
薬膳・中医学でした。


はじめは
『本当に薬膳で体調が良くなるのか?』と
正直、疑っていました。

ずっと病院勤めで、
病気になれば薬や治療が当り前の世界にいたので、
食材に効能があって、
それで体調が良くなるなんて信じられないと。


ですが、やっぱり元気になりたい気持ちはあって、
『もしかしたら私の体調も良くなるかもしれない』
『家族を守るために家でケアできる方法を知りたい』
って気持ちが強くなって
佐藤麻衣子さんの体質改善講座を受けてみたんです。


そしたら、まず最初に変化を感じたのは
生理前のどうしようも抑えきれないイライラがなくなったことでした。


それまでは、上の子に『お母さん怒ってるの?』って
よく聞かれていたのに、言われることがなくなったので
自分の感覚だけではなく、
周りの人から見ても明らかに変化したんです。


それに毎日飲んでた頭痛薬も段々と飲む回数が減って
週に1回あるかないか、月に2.3回程度で
動けないくらいの偏頭痛も薬膳を始めてからはありません。


他にも便秘や寝付きの悪さも良くなり、
十数年患って何をしても良くならなかった耳管開放症も
気づいたら良くなっていて、自分でも驚きでした。


小さい頃からずっと何かしらの不調があったのに
今が一番元気なんです。


毎日食べるものとちょっとした生活の工夫で
心も体も整っていく。


薬膳ってすごいなと、
ただただ感心するばかりで
中医学の世界に魅せられていきました。

私の体は私が食べたものでできていた

中医学には
【薬食同源】という言葉があります。


薬の源は食材にあり
食材は薬の役割も果たす


という考えです。

薬膳を始めてから
今までの不調が良くなっていくのを実感するのと同時に


やっぱり人間なので
ずっと元気ということはなくって
食べたものや生活の仕方で
不調になることもあります。


だからより一層、
口にするもので
体は良いようにも悪いようにも
変化することを実感しています。

心と体はつながっているから

看護師なのに
自分の体のことをよく分かっておらず
自分の心の声にも鈍感だったのが


自然と体と心の声に寄り添うようになり
自分を大切にすることで
満たされていく感覚になり
心にも余裕が出てきました。


何を食べたがって
何を食べることを選ぶのか。


そして
私は何をしたくて
どう過ごすことを選ぶのか。


その自分の体と心の声に気づいて
選択していくことが
自分や家族の健康につながっていくんだと
確信を得たとき、


当時の私は
繊細な娘との接し方に
悩んでいたので

こどもの性格も
体の状態と関係するのなら
薬膳でできることがあるのかもしれないと思って
こどもにも薬膳を始めたんです。


この続きは次回お話ししますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?