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ごく普通のサラリーマンのキャリア戦略

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「今の仕事を続けていいのか」 「このままいったら後悔するかもしれない」 そんなサラリーマンにむけて、どこかで戦っている同じサラリーマンからのメッセージ
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記事一覧

あなたが新しいことにチャレンジできない本当の理由

継続できれば楽しくなる。 その楽しさ、喜びが熱狂に変わる。 前回の記事で伝えたかったことだ。 継続こそ力なり。 そんな言葉は誰でも知っている。 だけれどもそもそも始めることが できない。 始め方がわからない。  そんなあなたにシェアしたい言葉。 20年前から僕が奮い立たせて くれている言葉。 人間は1人じゃない。 でも1人で戦わなきゃいけない 場面は必ずやってくるんだ。 5歳児のはじめてのおつかい。 はじめての1人での登下校。 部活ではじめての試合に臨むとき。

40代で老害になりたくなかったら、アレを捨てろ

40代でも老害になってしまう。 そんなことを聞いてぶったまげた。 放送作家の鈴木おさむさんの本を 読んでいたときのこと。 なんでも世間一般のイメージの60代、 70代の老害とは異なっているらしい。 ①40代になると会社全体のことを 考えて動かなきゃ いけない重要なポジションになる。 ②そのポジションに立ったからこそ、 会社全体のことを考えて発言し、指示 指導する。 ③若い世代はやりたいようにチャレンジしたい、でも会社のことを考えると 40代はバランスを取った発言をし

凡人サラリーマンが人間関係を諦めた瞬間

「前向きに行こうぜ。 何事も自身がポジティブに捉えれば、 物事が知らず知らずのうちに 好転していくんだよ」 そう自身の成功体験と交えて 熱く語るマネージャー。 自分が新卒で入社した 会社で研修を受けていた場面でのこと。 妙に当時は説得力があるなぁと 感じてその類の本をたくさん 手にとった。 普通の携帯ショップの店員だった 私は、老若男女の様々な顧客との 接客で疲弊していた。 受け取り方の問題だと 捉えていて、自分が変われば 相手も変わるもんだと信じて 疑わなかった。

凡人サラリーマンの新NISA実践法③〜思考停止でやっぱりアレでいこう〜

さぁいよいよ新制度の スタートに向けて SNSが賑やかになってきた。 制度の概要については、 ネットで確認してもらえればいいが、 下記の動画がわかりやすい。 参考までに制度の概要も貼り付けて おこう。金融庁のサイトより引用。 資産形成と言われて 久しいけれどこれだけ社会保険料も物価も 上がる一方で漠然とした不安を 少しでも不安を覚えている人ならば、 その対応策として資産形成を 意識するのは自然な流れだろう。 こうして始まった新NISA制度の 最大のポイントは金融所得に

凡人サラリーマンのボーナスの使い道

部下がMTGで いきなり言ってきた。 「今日はボーナスの支給日ですよ」 おぉそうだったのか。 思い出した。 むろん忘れていたわけではない。 ささやかなサラリーマンの 年2回の大きなご褒美であることには 変わりはない。 この賞与という考え方の意味を 考える。 日本独特である。 海外では年俸制にして、 12分割で支払われるのが 一般的である。 ただ業績によって賞与を 上げてくれる会社もある 一方で、法律上は支払い必須 というものではない。 会社から突然、 「今年はボーナ

凡人サラリーマンがミニマルにする意義

物価が上がる。 社会保険料が上がる。 給料は上がらない。 そうなると、できるだけ生活を 切り詰めていく。 子供なんて作る経済的余裕すら 持てないって。 それはもうデータが示している。 たった1人で 必要最低限の生活をするうえでは、 かなり「やりやすくなっている」 のかもしれない。 1万円札を見せびらかして、 タクシーを呼ぶ時代なんか とっくに終わっていて それがいいとも思わない。 上に上がいる。 そんなほんの少しだけまじめに 生きてりゃわかることなのに、 必死

ChatGPTと凡人サラリーマンの行く末

会社員の仕事のほとんどが なくなる時代。 それは本当なのか。 AIの本を読み始めていた数年前から 状況ががらっと変わった。 ChatGPTをはじめとする 生成AIの誕生である。 これは定型的なルーティンワーク だけではなく、創造性を発揮する クリエイティブな仕事も可能に なったことを意味する。 もはや「ドラえもん」の世界だけ だと思っていたものが現実にある。 すでにホワイトカラーの 職種の中には、明らかに無意味な 仕事が多く含まれている。 「無意味な会議の無意味な

凡人サラリーマンの新NISA実践法②〜10,000円以上得するスタートライン〜

投資ってなんか怖いよね。 ずっとそう思っていた。 お金のメンタルブロックって 言葉があるらしい。 予備校でカリスマ講師と呼ばれて いた人が言っていたセリフを 思いだす。 「お金は稼ぐより使うほうがよっぽど難しい」 これを聞いてから、いまだに稼ぐ 難しさだけを日々実感していたら 40歳になっていた凡人サラリーマンが お送りするNISAマガジン第2弾である。 今回は投資未経験者が 最後まで読んでいただければ、 10,000円以上お得に始められるだけでなく、 投資を長年続

凡人サラリーマンの新NISA実践法①

「ここに印鑑を押してくださいね」 満面の笑みの女子行員に 促され恐る恐る押したのを 覚えている。 16年前のある平日。 私はあるメガバンクの支店にいた。 新卒で入った会社は、 小売業だったため平日休みで 店舗に来ることができたのだ。 いまなら、簡単にネットで完結する。 通りで銀行員が減っていくわけだ。 なんのために銀行にいたのか。 それは積み立て定期預金なるものを 申し込むために来ていた。 余った金額を貯金しよう。 そんな発想ではお金が貯まりにくいと 知り、貯金を

誰かの悲劇を防ぐ仕事にヒカリを

テレビのCMに 珍しく釘づけになった。 吊るしてるプロジェクターって 金具が劣化して落ちることもあるのね。 そんなことをシェアしたいわけではない。 これってテレビCMをやるほどのこと かとも思ったが想像力を膨らませると 大変なことだよね。 たとえば、飲食店にあるプロジェクター。 まぁ結婚式の二次会とかやってるところかな。 人がたくさんいるところに 突然それが落ちてきたら。 想像しただけ恐ろしい。 きっとこの無償点検している人たちも 下請けのひとだったり 大変過酷な仕事

今の職場が「ヤバい」と思ったら、迷わず逃げなさい

「自分、○○大学卒業っす」 「○○商事に勤めてます」 「渋谷に住んでいます」 久しぶりに一人で飲みにいったときのこと。 少し離れたテーブルから聞こえてきた。 男女4人の合コンのようだ。 はっきりセリフがわかるくらい 聞こえたのは彼らの声が自信に満ちあふれていたことと無関係ではないだろう。 大学や勤め先など、自分 の帰属意識を育んできたもの を肯定してほしい気持ちは誰にでもある。 JTCという言葉がある。 Japanese Traditional Companyの略だ。

「脱会社員」の自由は善なのか

「まだ会社員?」 突然そんなことを言われて、 僕は言葉が出てこなかった。 あるセミナーに出かけたときのこと。 テーマは人材育成。 凡人サラリーマンの自分は会社と 家庭の関係性に閉じこもりがちだ。 周りの視野も狭くなりがちである。 それが進行して仕事が一時的に 行き詰まると、メンタルヘルスにも 影響がでる。 だからセミナーに限った話ではないが、 あえて居心地の悪い場所に 行ってみる。 そこで自分の居場所のありがたみを 知ることもあるし、今の職場で 活かせる学びや気づ

転職が成功だったと分かる瞬間

例の感染症の 規制がだいぶ緩和され、 働き方にも影響が出てきたようだ。 今までリモートワーク推進の方針から 出社に切り替わり、戸惑った若年層が 転職サイトに流れ込んでいるらしい。 先日も中途採用面接に関わったが、 ある応募者は転職のきっかけとして、 「満員電車が耐えられない」ということ を挙げていた。 まぁその気持ちはよくわかる。 ただリモートワークにも一長一短は あるわけで、それができない業界•職種 もあるわけだから人それぞれなんだろう。 転職をゴールにする人たち

幸福度を高める時間術~自分の時間をロックせよ~

朝から晩まで会議詰め。 子供の習い事の送迎。 ひどい時は妻の冷たい視線を 感じながら、休日に持ち込んだ タスクをこなす。 みんなに与えられている 時間は1日24時間。 平等であるにもかかわらず、 ここまで慌ただしく過ごす人と、 ゆっくり過ごす人がいるのだろうか。 それは時代や文化、そしてその人の 環境によって時間感覚が変わるから だろう。 今日は慌ただしく過ごす現代人に 必須な1冊とともにシェアしたい。 時間感覚を味わうこと楽しいことをしていると、 あっという間に時