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第1回 メタバース総合展 結果報告 実施の前と後(2/2)

※自分で書いたこちらの記事が読みにくかったので、書き直しました。

どうも、ほくぴーです。
メタバース総合展で、初めてちゃんとブースデザインやオペレーションなどを全部自分で行ったので、振り返りとして書きます。初めてブース出展する人の参考になれば嬉しいです!

出展した展示会

2022年10月26日 ~ 28日に幕張メッセで開催された、第1回メタバース総合展に出展しました。
展示会施策の結果報告などは、以下の記事から見れます。

出展のコマ位置はどこ?


ブルーの位置です。グリーンの位置から変更しました。

なぜ3小間で、この位置にしたのか?

展示会で立ってくれる人的リソースと、費用対効果、出せる予算、自社のフェーズ、などを総合的に考えた結果でした。最も大きな理由は、「どうせやるなら大きくいこか!」っていう勢いです。

実は前回のXR総合展にも出展したのですが、通路の中で、さらに1小間で、さらにブースデザインも劇的に低予算で行い、ブースに立った人も数人程度でした。その結果、リード単価が想像以上に低かったので、「これはいける…!」、という確信はありました。まさか大通り沿いの角を取れるとは思ってもいませんでした。

展示会に出展する時の大きな流れと、ざっくりタスク


展示会を行う際に、一番最初に決める必要があるのは、どこに出すか、です。展示会出展にあたっての大きな流れは以下です。

  1. 出展する展示会を決める

  2. 展示会の主催者から資料を取り寄せ、出展場所を決める

  3. ブースのラフデザイン(装飾)を作り、ブース装飾の会社に連絡

  4. ブースのデザインを、制作会社と決める。と同時に以下をやる

    1. ブースに必要な、画像や動画のクリエイティブの用意

    2. 必要なチラシポスターのデザイン、発注、印刷物の用意

    3. 当日のオペレーションを決める

    4. 社内外から人員を確保

  5. 1-2日前に、現場でブースの電気工事や装飾工事に立ち合い

    1. 同時に、印刷物や必要機材搬入

  6. 展示会本番

  7. 交換した名刺を整理

    1. 同時に、アプローチの順番や、営業戦略を検討

  8. 営業

結構色々やることあるので、場所を決めたら3ヶ月前には動いたほうがいいです。僕は動くのが遅くなってしまい、ブース装飾デザインの会社に3社くらいから断られました泣。結果的にいい会社に出会えたので運がよかったですが。(みなさんは絶対に早めに動いてください…!)

どんなブースデザイン(装飾)にしたの?

サムネイルにもあるのですが、下記です。

展示会前日のブース完成直後の写真です。

ブース装飾会社に、なんて言ってこれができたの?

下記の超ラフ画像で説明しました。

実際に、ブース装飾デザインの会社に渡した資料です。
このレベルで大丈夫か?と心配でしたが、ブース装飾の会社様にめちゃくちゃ助けてもらいました

会社によっては、より詳細の情報を求められるかもしれません。例えば、電気工事のコンセントの数/位置、照明の数/位置、モニターのサイズ、その他必要なもの全て、など。

なぜこのレイアウトにしたのか?

小間位置を見ればわかる通り、大通り沿いの3面開放の場所です。本展示会に置いて、入場した人はほぼ確実に通り場所だろうと思います。また、前回の展示会で体感した、来場者の情報収集のスタンス(超前向きだった)ことを考えれば、装飾に費用をかけずとも、足を止める理由さえ作ることができれば、多くのリードを獲得できるだろうと考えました。

なので、余計なものは全て排除し、通りのどこからでもモニターを見ることができ、なおかつフックとなる事例動画を流せば、その中の一つでも気になれば足を止めるだろう、と考えました。

自社ブースの動画が視認できるのは、結構近くに来てないと視認できません。となると、対象となるユーザーをより細かく言うと、大通りのブース小間9mの間を、周りを見渡しながら歩く人になります。そして、人の歩く速度は約4km/hだと言われてます。情報収集目的なのでかなりゆっくり歩くと考えて約2km/h。9mを歩くのにかかる時間は約4.5秒です。さらに、自社ブースだけを見るはずがないので、ざっくり3秒程度しか自社ブースを見てもらえない可能性が高いと考えました。
なので、とにかく3秒以内に気にしてもらう必要がありました。

また、社内の人員だけでは大人数を集めることは難しいことが予測できたため、あらかじめ協業パートナー様にお声がけして、一緒に出展してもらうことにしました。それが上記の4つの区分けです。また、区分けがわかるようにカーペットで色分けをして、モニターに移す動画をある程度分けることで、ニーズや業界によってそれぞれの担当者に橋渡しができるような設計にしました。(一緒にご出展いただき本当にありがとうございます。めっちゃくちゃ助かりました!!)(一緒に展示会に立っていただいた社内の別チームの方々も本当に助かりました…!!)

そんな考えで装飾の会社様からいただいた提案が下記です。

即決でした。元々トラスを置くことは考えてなかったのですが、費用も大きく変わらなかったので、すぐに大枠のデザインは決まりました。(マジで助かりました)

ちなみに今回装飾を依頼させていただいた会社は、レプラスデザイン様です。もし展示会出展を希望される時は、ぜひご連絡ください。(僕には全くお金は入りません)

今回学んだこと

展示会は、リード獲得に有効なことは多方面から話を聞いて知ってはいましたが、体感として理解できたのは非常に勉強になりました。
その他、どこの場所にどんなブースを構えれば、どんなリードが集まりそう、など、実際に自分の頭で考えて出してみて、当日他社のブースを回ったりすることで、他社の狙いや、今回僕が行ったアプローチ以外の方法に気づいたのは大きな発見でした。
また、「問い合わせするまでもないけど、ちょっと話を聞いてみたい」という方と気軽に話すことができるので、一気に商談化まで進むこともあったので、売上を上げる直接的な方法としては、非常に良い手段だと実感しました。
また、展示会に出すときの、表には出ないであろう、かなり大きな副次的なメリットなども発見できたので、これはまた別の機会に書きたいと思います。

反省点

結果的に約1,800人の方と名刺交換をさせていただくことができたのですが、展示会の期間中30%程度の時間は、足を止めてくれてる人が多すぎて対応できていない状態でした。シンプルに人員確保不足による大きな機会損失を生んでしまっていました。展示会に立っていただいた方々には本当に助かりました。ただ、一日中たちっぱなし&喋り続ける状態になってしまったのはめちゃくちゃ反省してます。次回はアルバイトスタッフや、協力企業を増やすことや、もっと事前に連絡する、などで改善します。(社内の方々が来れなかったのは、日程確保が遅すぎたのが主な原因です…)

まとめ

新しい業界は、展示会めっちゃ有効!
という小学生みたいな感想でした。また、主体的に動くことで、多くの発見や学びがあったので、全てを通してめちゃくちゃ楽しかったです。
これから展示会を出展されてる方の参考になれば嬉しいです。

ぜひ展示会サポートのお仕事ください。成果も出て、楽しい展示会にしますので、ご連絡お待ちしております!!!!!!!!!!

おしまい

頂いたサポートは、今後のための勉強のために使わせていただきます!!!よかったサポートよろしくお願いします!