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水彩画 2024年4月制作

国道228号(松前国道)の北斗市を過ぎると木古内町に入ります。入ってすぐにサラキ岬が見えてきます。

サラキ岬には「咸臨丸」を模した船が岬広場にあります。
明治に入り栄光の咸臨丸は新政府の輸送船となっていました。仙台藩(白石支藩)の家臣401名を乗せて函館から小樽に向かう途中に座礁。木古内の漁師が船を出して助けましたが、移住の荷物はすべて海の中。この船に乗り合わせていた人たちが、現在の札幌市白石区と手稲区の開拓者たちです。

私が訪れた時に地元の人たちが広場でなにやら準備をしていました。
チューリップが咲いたので、明日から「チューリップフェアー」を始めるということでした。咸臨丸はオランダで造られた船でしたので、創られた船の前にはチューリップが咲いています。

岬の先端で松の剪定をしている方がいたので、当時の沈没した時のことを色々聞かせてもらいました。地元の人は良く歴史を調べています。

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