今年も始まりました
札幌市の手稲山から流れ出し住宅街を流れる琴似発寒川にサクラマスの産卵シーズンがやってきました。
琴似発寒川の最下流で、ことし最初にサクラマスの群れを見かけたのは6月、それから3ヶ月。下流域のプールで見つけた群れは、どれもいい婚姻色に染まっていて、準備は整っているようです。
どこかで産卵行動をしているのではないかとあたりを探っていると、通りがかりの人が、「下流の橋の下でバチャバチャやってるよ」と教えてくれました。
サクラマスの前にサケの産卵に出くわして、じっくり観察。しかしながら、日暮れで時間切れになってしまいました。
翌日、琴似発寒川の上流であらためてサクラマスを探してみると…。
日没ぎりぎりに産卵を見届けることができました。
よくみると、向かって右側から、残留オスが滑り込んでいます。卵にかけている精子の量は、遡上オスに負けない量に見えます。
なんとなく、残留オスのがんばりにもエールを送ってしまいます。
この付近で、去年、撮影した産卵はちょうど一年前の9月22日でした。
しばらくサクラマスから目を離せません。
2020年9月24日
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?