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サクラマス稚魚が住宅の横でエサ探し

三面護岸ながら、毎年、サクラマスとサケが帰ってくる札幌西区の中の川で、今季生まれのサクラマス稚魚を記録しました。
中の川の源はそんなに山深くないので、平地の雪解けが終わると、すぐに水位がほぼ平水に戻ります。
中流域の上手稲神社付近は、マンションやら住宅やらが立ち並ぶ場所を流れています。その人の暮らしのすぐ先で、サクラマスの野生稚魚たちが、エサをもりもり食べています。

3面護岸の河床を魚道でつなぐ構造なので、稚魚が定位できる場所は限られます。深さがあって、流速があまりなくて、草が生えているところを探すと、見つかりました。

ところでこんなところにも稚魚たちが—

水溜り

雪解け増水でできた水溜りです。この中にサクラマスの稚魚の群れと幼魚が何匹かいました。
水が引いたあとは干上がるのみ、このままでは貴重な野生魚が失われるので、対処しておきました。

取り残された

3面護岸だからこうなっちゃうということではありませんが、見つけてしまったので。ほうっておけませんでした。

2021年4月24日撮影




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