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千歳川 「インディアン水車」のサケ捕獲 最終盤 もう少しで上流へ

千歳川では、いま、「インディアン水車」が稼働中です。遡ってきたサケは、この水車で自動的にすくい取られて集められ、「増殖事業」にまわされます。
千歳水族館が公開しているサケの捕獲数情報によると、今シーズンは8月21日から捕獲が始まって12月4日までに、32万匹あまりが捕獲されたとのこと。
太平洋沿岸やオホーツク海沿岸でサケの記録的な不漁が続いている中で、この捕獲数は過去5年で2番目に多い数字です。

この水車での捕獲が終われば、サケたちは産卵する場所を求めて、上流へのぼれるようになります。昨シーズン、捕獲が終わったのは12月10日。
今シーズンももうすぐ、冬のサケの自然産卵を上流で見られるようになります。

2021年12月3日撮影

追伸:千歳水族館のwebページによると、今季の捕獲は12月10日で終わったとのこと。捕獲数はおよそ32万匹で去年に続いて30万匹超えて歴代9番目の多さだそうです。オホーツク・太平洋とどうしてこんなに状況が違うのか、不思議です。


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