ウグイの領域をチェック
札幌市西区から流れが始まる中の川は、手稲区に入るとほぼ平な場所の流れになります。横断する工作物がなくなるかわりに、変化に乏しく、あたりはウグイの領域に。
彼らは大きな群れで行動していて、サクラマス稚魚よりも敏感に人の動きに反応して逃げ回るので、土手の上からだと、気をつけて見ていないと、ウグイの存在に気づけません。
水温は8度。土手の上ではサクラが咲き始めて、残雪の手稲山とあわせて、春らしい景色です。
通りがかった人たちが、土手の下でじっとカメラのレンズを水面に向けているのにつられて、水中でヒラをうつウグイに気づいてくれました。
この土手は、季節が進むとすぐに雑草に覆われるので、土手の上からウグイを見つけられるのは春だけかもしれません。
2021年4月24日撮影
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?