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ウグイとヤマメとカニと

空がだいぶ高くなってきました。豊平川をJR鉄橋下から真駒内のサケ科学館まで、自転車で巡ってきました。豊平川は、遡上してくるサケの7割が稚魚放流ではなく再生産した野生のサケであることがわかり、その野生サケを増やそうというプロジェクトが進んでいます。治水のやり方も変化しています。

環境配慮型治水現場で

いま平和大橋から川面を見ると治水のための工事をしています。この工事はあわせて砂利の中洲を復活させて、サケの産卵環境確保も両立することにトライしています。

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サケがくるのは1月後くらいですが、その浅場の部分を見るとウグイの幼魚が群れていました。まずは、若いウグイの格好の生息環境となっているようです。

ひんやりした深場をのぞく

続いて、浅場はそうなっているのならば、深場はどうかな?ということで、支流との合流点に行ってみました。この支流、住宅街を流れてくるものの、一部は河畔林に覆われて水温低め。合流直後の深場の表面水温は19度。深さがあれば底の方はサケ科の魚にとっては過ごしやすそうです。カメラを鎮めてみると…。

初対面の生き物

最後は、豊平川の流れの中で、はじめて見かけた「生きたカニ」です。これまで鳥に食べられちゃったパーツの一部や、水槽に入れられたカニには出会ってきましたが、川底を動き回る姿を初めてとらえました。

充実の自転車観察会で、生き物との出会いを満喫する午後でした(ちょっと暑かったですが)。

2020年8月23日撮影

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