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日高山脈の西側で

オショロコマを探して日高山脈の西側の谷へ行ってきました。ゴルジュ帯の流れはプールと瀬と落ち込みが連続する理想的な環境です。瀬とふち

沢の中を歩きながら、オショロコマの影を探すと、瀬尻にいる個体が泳ぎ出して、場所を教えてくれます。例えば、こういうところにいたりします。

背の中のオショロコマ

オショロコマは、時折、水中を左右に移動して水中の何かを食べている様子です。
定位置は決まっているようですが、周囲の環境に少しでも変化や刺激があると、前後5メートルほどの範囲で移動。何かを見つけてはもぐもぐしていました。

この少し上流にいくと、勾配が少し緩くなって、全体にフラットな流れになってしまい、急に魚の姿が少なくなります。オショロコマにとっていいあんばいの流れは、自然に近い川でも限られてしまうようです。

2020年7月24日撮影


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