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住宅街の川でもサケ稚魚浮上しました

琴似発寒川は札幌西区の住宅街を流れます。3月7日に見に行った時は、水温1度、魚はおろか、ユスリカの気配もありませんでした。それから1週間、どんどん春っぽくなってきて、14日午後の水温は6度、サケ稚魚発見の期待大です。

まずはサクラマス稚魚

まず探ったのが枝流です。がっちり護岸を固められた都市河川では、枝流は貴重な存在。そこで見つけたのが、サクラマス稚魚(野生)です。

サクラマス稚魚

魚の姿を確認できて少し安心。サクラマスの稚魚が見られるのならばサケ稚魚発見もそう難しくはなさそうです。

ようやくサケ稚魚に

込み入ったところで見つかることが多いサクラマスに比べて、サケ稚魚は、水通しのいいところで見つける場合が多いです。川の中をゆっくり移動しながら探っていくと、見つかりました。今季の琴似発寒川で最初のサケ稚魚です。

今回、稚魚がいた場所は —

・水通しがよいが流れは速くない
・水草などが生えていて隠れる場所がある
・止水に近い休む場所がある

8度〜10度の湧水の流れ込みが稚魚の溜まり場になるのではないかと思っていましたが、まったくスルーされていました。水温が6度まであがると、もはや湧水は関係ないのかもしれません。

2020年3月14日撮影



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